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2010年12月12日日曜日

落語家になりたいなんて思ったことなかった。

俺の思う落語家さんは・・・江戸っ子で酒が強くて・・気配りが出来て・・漫才やコントやほかの演芸の分野と互しても、しゃべりでは負けることなんかなくて(多弁じゃなくても的確にという意味でも)・・・座持ちがよくて・・高座姿がきれいで・・・・・もちろんその人の噺を聞くためなら、お客は時間もお金も出すのは、ちっとも惜しくない・・・そんな風になりたいと思ってる人だと思ってた。

だから、落語家さんになりたいと思ったことはなかった。

だけど、落語も落語家さんも、大好きだった。

昔、落語研究会で知り合ってつきあった女の娘に、別れてずいぶんたってから「落語会の券が手に入ったよ。古今亭志ん朝だよ。行かない?」と誘ったら・・・「落語はもう、いいです。」と言われた。
あの頃、一緒に落語を見てた・・同じ夢?大げさか・・持ってた仲間だった人は、あの志ん朝で「落語は、もういい。」なんて言う想定は持ってなかった。・・・・「あんたなんかにもう会う気はない。」と言われたほうがよっぽど良かった。・・・なんかが変わってることに気が付いていなかった。昔の仲間は、そのまんまの姿で、そこにいると思っていた。

人は変わるのが、あたりまえ・・・なんでか、俺はうまく変われない・・。でも落語・・いいよなぁ?
平成22年12月10日金曜日、上野広小路亭「ダンス・ダンス・談修」 立川談修独演会、見てきてそんなことを思い出して・・・そんなことを考えた。

(参考)
当日の出演者と演題
立川 らく太  「唖の釣り」
立川 談修   「しの字嫌い」
         「三方一両損」
――――――― 中入り ――――――
立川 談修  「蒟蒻問答」

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