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2016年3月3日木曜日

暗い夜道をただ一人・・・・こわくない談春・・14回目の・・・カツカレーは、やさしいぞ。

仕事が終わって。国道118号線を大子町まで・・・・
5時半開場、6時開演・・・果たして間に合うか
常陸大宮過ぎると暗い・・・
1時間かかって、大子町文化福祉会館の駐車場へ・・・・警備員のおっさんが・・・駄目だめ満車だよ~・・・・・役場の臨時駐車場行って・・・・・あ、だめ中学生先に通すから(ヘルメット姿の中学生の自転車が、いわゆる「ヘル中」がダーッと通過する)・・・あ!駄目!、ここは、左折で出られないから、右折して、グーッと回ってね、行ってちょうだい・・・・・・・・・大分遠回りしながら臨時駐車場に車を停めて・・・・・・・何となく車止めしてあるロープをくぐって・・・・・さっきの文化福祉会館までダッシュ・・・何とか時間ぎりぎりに滑り込む・・・・・
林家あずみさんもでました。
開口一番・・・・春風亭昇羊   「初天神」

だんご食べるときに、かぜ・・扇子使わないって言うのはプロでもあるやり方なんだなぁ・・・

まくら、結構長くしゃべってた・・・・本編があっさり・・・昇太さんのお弟子さんなら、もっと本編もガンガンきていいのになぁ

林家たい平・・・・・・「禁酒番屋」

前から3番目ぐらいの席で見てたけど、振り返って客席を見ると年齢層高いなあ・・・・・
高齢化率40%超えてる町だけど・・・・よく笑ういいお客さん
まくらで笑点の他の出演者いじりなら・・すべり知らず

―――――――― 仲入り ――――――――

林家あずみ・・・・・・・・・音曲

たい平さんのお弟子さんということで、たい平さんの出演する落語会ではよく見かける・・・・・
標準語で話されるけど、京都の出身とか・・・・
おっさん二人の二人会でもきれいな京都のお姉ちゃんが間に挟まると、華やかでいいもんだ・・・・

春風亭昇太・・・・・・・・「時そば」


落語会の後は、いつもぼーっつと余韻が幸せな気分にさせてくれるんだけど・・・・・・・・さすがに大子町からの帰り道は暗い・・・・遠かった。

そして、2月26日(金)・・・・・茨城県民文化センター小ホール・・・「立川談春独演会」
この日も仕事終わって駆け付ける
文化センターに開場30分前に着いたので・・・・併設のレストランでカツカレーで夕食・・・・カツカレーが好きだ。・・・・・カツカレーは優しい。
レストランのガラス越しに、だんだん増えてくる開場待のお客さんを見る・・・・結構、女性が多い・・・
女性の多いところには、同世代の男も付いてくる・・カップルも多いなぁ・・・・・・ドラマ出演の影響だろうな・・・


立川談春・・・・・「桑名船」

前座さんがいない、いきなりの登場だ。・・・・・・「前座さん今いない」・・・・「二つ目さんがいるけど・・・・・どこに行ってんだか」・・・・・・・こはるさんて二つ目さんいるよなぁ。女性の・・・
聞くところによれば、談春さんとこの弟子は、5年で二つ目になれないとそれだけで、破門になるらしいからなぁ。

「おなじみの笑点、大喜利のコーナー。まずは、2問目・・・・」先代の三遊亭圓楽の物真似やTVドラマ「下町ロケット」・・・・「ルーズベルトゲーム」・・・・・そして「赤メダカ」と話題がいっぱい、お客だってそんな旬の話が聞きたい。・・・「濱田岳さんの志らくが似てるし、落語うまいというが・・・二宮和也・・・・ニノもすごいぞ・・・

そんな話をしながら30分超えて「桑名船」に入る。
もちろん、立川談志師匠直伝なんだろう出てくる講釈の・・・「総合講釈」と言ってたな・・・ネタは、同じと思われるものがはめ込まれてた、・・・・・・・講談・講釈へのオマージュとでもいうのか・・・・いいよなぁ・・・・・・・談春さんのしぐさの端々に立川談志が出てくる・・・・・ひとつポーンと手を打って、胸の前で広げた左手を軽く払って・・・・腰を横に切って・・・・「それでね・・・・・」と前に出てくるしぐさとか、ひらひらさせる手の使い方ひじの張り方とか・・・・・・・・昔、談志さんを追っかけて聞いてた貧乏学生の頃の、高座で見た姿が・・・・・よみがえってくる。・・・・・・・いいよなぁ。・・・・・・談春さんの中に談志さんが見える。

前にも書いたけど。水戸市民会館かなんかでやった「立川談志独演会」で談志さんの前にあがった談春さが・・・「立川談志  まだ、来てませんよ・・・・・」怖い顔で高座に上がった談春さんが師匠到着までつなぐためにしゃべり始めた落語「三十石」・・・・・・うまい噺家さんだなーと思ったことを思い出す。
この、「桑名船」・・・桑名舟?・・・どっちだっけなぁ・・・・変幻自在の講釈・・

前座さんやお弟子さんを連れないで、地方の独演会・・会場セッティングやら調整をするイベントのスタッフが付いてまわってるようだ。そういうやり方もありか。


―――――――― 仲入り ――――――――

立川談春・・・・・・・・「井戸の茶碗」

おなじみの噺だけど、立川談志さんでは、聞いたことがないなぁ・・・
立川談四楼さんのは、聞いたことがあるから立川流でも持ちネタにしてる方は、いるんだろうな。
登場人物の人格がそれぞれ、落ち着いて魅力的だから、聞き心地がいい噺だ。

下げて頭を下げて、緞帳を降ろさず、お客さんにお別れを言うのは、・・・・立川流だよな・・・・
胸の前で両手を合わせて少し肘を張りながら、上・下の客にあいさつするのは、談志さんもやってたしぐさだった・・・・

2月最後の日は、14回目の誕生日・・・に、姉からメールが入った。
「大丈夫か?・・・・・元気でやってるか?・・・・・・何もしてあげられないが、おめでとう。」そんな内容だった。・・・・・・いい歳こいた1人暮らしのおっさんの弟を心配してくれたようだ。

「覚えててくれて、ありがとう。今付き合ってもらってる女の方に「カツカレー」作ってもらって食べた・・・ケーキとプレゼントの本。そんだけだけど・・・結構幸せだ。」

「よかったね。大好きなカツカレー作ってもらって。元気でやってね」

・・・・カツカレーで幸せな俺は、子供みたいだな?・・・・・しょうがない誕生日まだ14回目だもんな。


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