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2014年5月8日木曜日

泥棒の小噺とG.Wと給食で太る

大学の落語研究会に入部して最初に教わったのは、

「一分線香即席噺」ってやつで、「これは、一分の線香がともる間の落ち・・・雷は怖いねぇ・・・・なるほど(鳴るほど)」 「隣の空き地に囲いが出来たってねぇ・・・・・へーっ」・・・このあたりは、以前に伝助さんがブログに書いてるので、そっちを参照してもらって。

その次に、「泥棒の小噺」ってのを教わった・・・・先輩から口伝(くでん)っての?口(くち)伝えで教わった。まあ、プロの落語家さんがやってたっていう、師匠から3回だけやってもらって覚える「三べん稽古」みたいなのが学生落語の伝統のなかでもやられてた、ってことなのかなぁ・・・っつうかやりたかったっていうことだったのか・・・・
ともかく、「・・我々の方でよく泥棒の噺をいたしますが、これはお客様方の「おあしどり」がよろしいようにと申し上げるわけでございまして・・・・ごく、足の速い男が泥棒を追いかけた。なんてぇ話しがございまして・・・・・・・」っていう「足の速い男」と「浅草の観音様に泥棒が入った。なんてえ噺がございまして、昼のうちはお堂の下に潜んでおりまして、夜中・・・・・・」という「観音様の泥棒」・・・・・・と「小料理屋に泥棒が入ったなんてぇ話がございまして、これは、夜中に子分どもを大勢、表に張り番に立たせておきまして、親分、腰の長いものをギラリ、寝ている亭主の枕元に・・・・・・」という「鯉こく」
・・・・・・あっ、文言の間違い等は、勘弁してね、30年たってるしね・・覚えてたもんも、それなりに忘れるよね。・・・・・・この3個の小噺の1セットをおそわった。

当時だってカセットテープとかあったわけだから、口伝でおそわらなくても、と思うけど、先輩と差向いで、落語独特の上下(かみしも)とか走るしぐさとか刀の抜き方とか体の動かし方教わるのは、俺を含めて地方出身で落語なんて生で見ることなんてほとんどなかった、20歳前の素人学生には必要だったし、さあ、落語やるんだ。って気にさせてもらったんだなぁ・・・・・・・・・

今、思えばこの小噺って、元は江戸小噺なんだろうけど先代(八代目)の桂文楽さんが「締め込み」のまくらなんかで使ってたもんで、そのお弟子さん筋にあたる先代(七代目)の橘家圓蔵さんが技術顧問で大学の学生に教えてったもんなんでしょう?たぶん。・・・・で、それが先輩から後輩へ・・・
伝助さんは、大学入学前から桂文楽さんの落語聞いてたでしょうから・・・文楽さんの泥棒噺には、このまくらで・・・・・思い入れも予備知識もこの時点で持ってたんでしょうね。うらやましいですね。

たぶん・・・現役の落研の学生さんは・・・・こんなの先輩から直接、教わることなんてないんでしょうね・・・・技術顧問も代わったし・・・・・なら、桂小文治師匠の「虱茶屋」教わっとくとか・・・・・立川談修師匠から「六尺棒」教わっとくとか・・・・・・・今にして思えば、三笑亭夢楽師匠に「三人旅 おしくら」とか「富士詣り」とか教わっておけばと思う大福でありました。・・・まあ、職業として落語を選んだわけではないからね・・・・・たった4年間のことだから、そこまで深く考えてはいなかったわけで、

そんなことを考えながらのゴールデンウィークは、2時間で世界1周、東武ワールドスクェアーに行ってきました。
配置された人形を1体、1体見てるだけでも、楽しめる

本物の人間配置しないと大きさが判らんなぁ・・












こんなのが隠れてるのも嬉しい


そして、職場は障害者の方や行き倒れ・首なし遺体から生活保護までごちゃごちゃしてた福祉の仕事から毎日、昼飯は、ほぼ800キロカロリーの学校給食の仕事に変わった。米やパンといった炭水化物を食べないようにすると・・・・・学校給食では腹がすく・・・・・夕食の量が増える・・・・・やっぱり太る・・・・・なんてこったい。
子どもの日メニュー たけのこ御飯・柏餅付き(柏の葉は中国産)



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