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2014年4月29日火曜日

春と落語試験と夕焼けだんだん

1月に中学校のクラス会を水戸駅近くのホテルで開催した。
幹事だったので、ホテルを予約して、通知を出して、3時間ビュツフェ式料理に飲み放題コースの「同窓会プラン」(記念撮影付き)1人8,000円を頼んだ。
特に余興は用意せずカラオケも頼まなかったので、各人の近況報告・恩師の話だけで3時間持つのか心配だった、間が持たなくなったらやろうと「なぞかけ」を2,3個用意しておいた。
「このクラス会に、ご出席の皆さんと掛けまして、元ヤンキース、ゴジラ松井2打席連続満塁ホームランととく・・・そのこころは・・・・8点(発展)間違いなし!・・・・・」
という結婚式その他お祝いごとならどこでも使える伊集院光さんネタのものと
「中学生、まちぶせで初めての告白」・・・とかけまして、「金玉」ととく(俺は、ほんとに金玉がすきだなぁ)・・・・・・・・そのこころは・・・・・・・「校門(肛門)の近くでブラブラまってまーす。」
というオリジナル。みんな、懐かしい昔話で、あっという間の3時間・・・・・やらずに済んだ・・・・・っつうか、やらなくてよかった。

先日、新聞にも出ていたが「平成26 年度 全国学力・学習状況調査」全国で一律に学力テストが行われて、その結果は、地方自治体、地域ごとに公表したりしなかったり、自分とこの学校の学力レベルが判っちゃたり、公表されたりするところもあるようで・・・・
ただ今回は、中学3年生の国語の問題に落語が取り上げられていたというのが、いろんな方のブログに書かれていて・・・しかも、落語の演者の上下(かみしも)について説明した写真に、茨城県在住の有名な社会人落語日本一のの学校の先生の写真が使われており・・・・その方自身のブログでも、そう言った内容の説明がされております。
素人で社会人として落語をやってる学校の先生だけど、お写真で拝見する限り、ほんとの落語家さんです、と言っても・・さもありなん・・・・そんな感じで写ってます。
お付き合いなど何もないし、立ち位置が俺なんかとは違う人だけど、大学の落研を経て、その後に落語とどんなふうに関わっていくのか、いろんなやり方があるんだなぁ・・・と思う。

ただ、試験問題で思うのは、落語の上下なんて、知らなくていいんだよってこと、何の知識もなくて寄席に行っても、落語聞いて、観て演者が登場人物を演じ分けていることなんて見てりゃあわかる。わかって面白ければ笑ってればいい。そんなもんだ、古典芸能として伝統芸の所作だから、勉強すべき・・・・そんなもんじゃないと思うよ。落語って。

もちろん、今回、試験問題の題材として、問題文をよんで内容を理解し応用できるかを問うための材料として選ばれただけで、題材としては右を向いて、左を向いて・・・横断歩道の渡り方でも、・・・
野球のピッチャーがセットポジションで、けん制するときの首の向け方でも・・・言ってみりゃあ、キスするときに自分の頭を右に傾けるか、左にもってくるか(鼻~がじゃまぁーだと誰かが言ってたわぁ♪・・・・・何でもよかったんだろうけど。説明を読んで内容を理解し、パターンを変えても応用できる能力を求める問題だったんだろうけど・・・・たまたま題材が落語だったってことでしょう。

(試験問題より)
■人物の演じ分け■ 一人で演じるので、独特の工夫がある。
 客席から見て、舞台の右の方を上(かみ)手(て)、左の方を下(しも)手(て)という。
会話の場面では顔を上手や下手に向けることで、登場人物の上下関係や位置
関係を表す。顔の向きの他、言葉遣いや口調、仕草を変えることで、
何人もの登場人物を表現する。

それと、題材として取り上げられていた落語が「目黒のさんま」

(試験問題より)
◆落語は、一人の演者が、座ったまま何人もの登場人物を演じ分けて物語を表現する日本の伝統的な芸能です。
次の【落語を紹介する本の一部】、【落語「目(め)黒(ぐろ)のさんま」のあらすじ】、【落語「目黒のさんま」の最後の部分】を読んで、あとの問いに答えなさい。

~略~
「ふーん……して、このさんま、いずれよりとりよせたのじゃ?」
「ははあ、日本橋魚河岸にござります」
「あっ、それはいかん。さんまは目黒にかぎる」

二   線部③「あっ、それはいかん。さんまは目黒にかぎる」とありますが、この部分が表す殿さまの姿として最も適切なものを、次の1から4までの中から一つ選びなさい。

1 おいしくないさんまでも家来のためを思っておいしいふりをする、優しい殿さまの姿。
2 目黒でおいしいさんまがとれることを知らない家来に比べ、賢い殿さまの姿。
3 ずっと食べたかったさんまをやっと食べることができて、喜んでいる殿さまの姿。
4 目黒がおいしいさんまのとれるところだと思い込んでいる、世間知らずな殿さまの姿。

ほんとはね、落語が落語である限り、何番を選択しても、演者がそう演じて、お客さんがそう思ったのなら、全部正解なんだよね。もちろん試験の問題であるから、出題者の意図を読み取る能力を求められて、正解はひとつなんだろうけど。あらすじと下げの説明だけを抜き出して「目黒のさんま」を聞いた気になられるのも・・・・・。ヒアリング問題にしてまくら付きの落語一席聞いたほうがいろんなことを教わることになるのになぁ。

4月13日(日)草加市文化会館ホールで行われた「柳の家に春風が・・・柳家喬太郎・柳家三三・春風亭一之輔 三人会」に行ってきた。この辺は、落研同期の扇松先生の地元だったはず、1度ぐらい来たことがあったけか・・・・
東武伊勢崎線の松原団地駅でおりて、千本松原の方に向かって歩く・・・・・早めについたので、文化会館一階の草加せんべいの展示施設で時間を調整して・・・・

開口一番・・・・・柳家フラワー・・「子ほめ」
     柳家花緑さんのお弟子さんの前座さん。花緑さんのお弟子さんの名前は変わってるのが多い気がする・・・・・っていうか、最近の前座さん一般的に変わったのつける傾向なのかな・・・・

柳家 三三・・・・・・・・・・・・・・・・・「粗忽の釘」
噺終わって袖に帰る時の歩き方は、もう枯れた老成した噺家さんのそれだね。
   
春風亭一之輔・・・・・・・・・・・・・・「あくび指南」

柳家喬太郎・・・・・・・・・・・・・・・・「小言幸兵衛」


谷中を歩いてきた。圓朝さんのお墓・・
素人のくせに「芝浜」やっちゃったぜ、すいません。謝っとく
 











ここも、どうしたという訳ではないけど根津神社
立川談志さんとすれ違うわけもなく・・・


別にどうしたという訳ではないが「夕焼けだんだん」









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