私も好きなんです、六代目春風亭柳橋先生の「アメリカ土産」だぜえ・・・
「ある日本人が、このアメリカにまいりましてですな・・・下宿で寝ていたんだそうです・・・すると朝早く冷蔵庫ぉの氷屋さんが氷を配達しておりました・・・・・日本人寝てますから、氷屋はリンリンリンリンべるを押すんだが、なかなか起きない、起きないから氷屋は余計ベルを押すんで、さあ、中で日本人、ベルの音がうるさくってやりきれない。・・・・あんまり鳴らすもんですから日本人癪に触ったと見えて、窓を開けて「うるせぇじゃねえか!・・・・誰でぇ?!
アイスマン。 アイスマン。 ・・・・・・・「あいすまんですむか!!」
・・・・自分のことアイスマンとは言わないと思うけどね・・・ばかばかしくって笑っちゃう・・・まゆ毛ボワッ の見た目から枯れたおじいさんが、こんなばかばかしいことを、もっともらしく話すのは、落語ぐらいのもんだよね・・・
給食に納豆と冷凍ミカン出た・・・・いまどきは・・・納豆もだすんだなぁ
現在、お付き合いさせていただいている女性は、納豆が食べられない・・・・水戸に住んで納豆で育ってきたのに・・・・大好きなのに・・・・・・服薬しているお薬の関係で・・・・納豆は、医師に食べるな、と言われているのだそうだ・・・・・・・以前は手術の話も出ていてその場合は、一度心臓を止めて行う手術とかで・・・・・やめてくれよな・・・・帰ってこなかったら、それっきりじゃねーか・・・・・・・当面、手術の話はなくなった。・・・・その代わり・・・・ではないが、薬はこの先、飲み続けなければならないし・・・納豆はずーっと食べられない。
旅先で、ホテルの翌日の朝食がバイキング形式で朝食料理の片隅みに納豆パックが山積みされていたりするとちょっと悲しそうだ。
死ぬ前には、死ぬほど食べてやる!と宣言していた。・・・・・納豆ぐらい・・・食べなくても参っちゃたりしねーよ・・・・これからの人生、納豆よりもっとうまいもの、やだってえほど食べさせてやるぜ。だからあなたにはずーっと長生きをしてもらうんだ・・・・・・
冷凍ミカンは、ほどよく冷えてうまい。昔は夏場にみかん食べたければ 千両払うか、食べ残しを盗んで行方不明になった番頭さんを探すしかなかった・・・ |
平成26年5月18日(日)に水戸市の囈文センターというところで社会人落語家さん(こうゆう分類があるんだね)による「げいぶん寄席」というのをみてきた
日曜の朝、9時30分開場、10時開演・・・・・お昼前には終了という健康的な・・・終焉後には、当日の演目を解説したレジュメも配られるという、文化的な寄席で・・・・・・・・
囈文センターの会議室みたいなところのテーブル机を端っこによせて、パイプいすを50席ぐらい並べた部屋にめくりと高座がしつらえられて・・・・コンパクトないい感じ。
プロデュースしたのは、二松亭ちゃん平さんという社会人落語日本一という・・・全国小中学生学力テストの問題に写真入りで登場してた高校の先生で、・・・・・芸名のとおり二松学舎大学の落研出身で卒業後もずーっとアマチュアとして落語をやってきたという、その分野では(どの分野?)有名なかたでした。
なので、他の出演者も二松学舎出身や法政大学のOBさんで・・・埼玉県・千葉県・栃木県などからはせ参じた社会人落語家としてブイブイ言わせてるベテランさんということで・・・・うまいね。へたなプロの二つ目さんなんかよりは、お上手では・・・・と思う。場数も豊富なんでしょう。お客がプロではないということを認識してきてる客だとしても・・・よくうけてました。こういう方々が「社会人落語」という分野にはいるんだね。
もちろん、プロの落語家さんとでは商品になる、それを生業(なりわい)とするというところで、違いがあるんだろうけど・・・
アマチュアでもちゃんとした落語をちゃんと覚えて稽古してちゃんとやる。一生懸命のおしゃべりだ。自分が大好きな、たとえば桂枝雀のオーバーアクションも思い入れのそのままにそっくりやってくれる。たぶんプロならそのまんまにはやらないだろうけど・・・「商品価値」とか「オリジナル」という意味では商売人としては、やらないこともアマチュアさんは、平気で乗り越えて好きなようにやる。
早起きして、埼玉や千葉や栃木から手弁当で好きな落語をしゃべりにくる。
確かに、この世のなかには、プロの落語家さんの落語ではない「社会人落語」というものが存在するし、成長しているらしい。
第一回げいぶん寄席~社会人落語の会~
番組
二松亭牛志楼・・・・猫の皿
二松亭風林火山・・・無精床
パワフルだなあ・・・床屋の小僧さんの造形があぶなくていいな・・
鹿鳴家春木 ・・・・・・・・・七段目
社会人になってから落語教室でやり始めたとのこと、俳優の佐藤け いさんと春風亭一朝さんをたして二で割ってやさしくしたようなお顔立ち・・・やさしい口調としっかりした芝居描写で安心して聞かせていただきました。
――――――― 仲入り -------
火災亭珍歌・・・・たがや
栃木県の方だそうですが、江戸っ子のタンカどうすんだろうと思ってましたが、口慣れた噺なんでしょうね・・・・栃木とか茨城とかの独特のノーイントネーション、抑揚のなさも、おとぼけ体質というか独特のフラで楽しく聞かせていただきました。たが屋の立ち回りの疲労感がそのまま演者の疲労感・・・・面白かったです。
二松亭ちゃん平・・宿屋の富
風林火山さんに負けないぐらいのパワーで下げまでぐいぐい、引っ張っていく噺は、すごいなぁ・・・・・・・ユーチューブで「学校に行こう」自作の新作だけは、みておりましたが・・・・古典もちゃんとやってますねぇ・・・終焉後の今日の演題解説のレジュメも学校の先生らしくて、いいっす。
二松亭ちゃん平・・宿屋の富
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