縁日のお面屋が好きだ。
春風亭昇太独演会でした。
平成24年2月21日 午後6時30分
水戸芸術館ACM劇場
さすがに人気者、券が売り切れで・・・・・っつうか、開催情報を知ったのが遅くて、一般発売で買えなかったんだけどさ。
やっと、当日発売の立ち見券を手に入れて、開場の6時に何とか間に合った。
「立見席のお客様は、一般のお客様が入場された後の御入場になります。2列に並んでお待ちください・・・・」(S席3,500円のところ、立ち見の貧乏席は1,500円だもん・・文句は言えない)
でもしばらくしたら係りのおねーちゃんが・・・「今日は、昇太師匠の御意向で立ち見の方も席があれば、座っていただきたいということで・・・高座の真横で、音響もちょっと聞き取りにくいこともあるかもしれませんが・・・それでもよろしければ・・・」とのことで座って観られた。2時間以上立ち見はつらいかなと思っていたので、ありがたかった。おっさんは体力に自信がない。昇太師匠ありがとう。
昔、東海大学の落研の頃から好きだったけど・・・・伊東四郎一座は、生でなくDVDでしか観てないけど・・・・笑点もいつもみてるわけでもなく・・・・・昼間のラジオの番組もそんなに聴いてない、オールナイトニッポンも録音したけど聞き返してないし・・・つまり、あんまりファンだと大きな声では言えない状態だけど・・・
開演前の前説?・・・高座前に私服で出てきて、ごあいさつ。
ラサール石井さんの結婚の話やボクシングジムに通ってた話をして、引っ込んだ後。
開口一番
春風亭昇也・・・・・・「転失気」
枕も振らずに噺に入った前座さん。千葉県野田市出身・・「東京アナウンス学院」より、そんな感じ・・・となりの席の年配の御婦人が聞き取りやすいと話してました。・・・でも昇太さんの弟子でしょ・・・・新作はやらないんだ。
三遊亭遊雀・・・・・・「初天神」
今回のゲスト出演の依頼・・・・通常こういとこでやるなら3ヶ月前とか半年前にオファーがあるもんだけど・・・頼まれたの昨日。・・・・だそうだ。
子どもの造型が独特。いそうだよなぁ・・・・こんな男の子。・・・・親父が団子の蜜を舐めきったところでサゲ・・・・もう少し聴きたかった。
芸人名鑑をみると元は落語協会の柳家権太楼さんの弟子?三太楼で真打・・・権太楼と喧嘩して・・・芸術協会で小遊三門下に移る・・・・・ふーん。いろいろあったんだなぁ・・・
春風亭昇太・・・・・・「時そば」
志の輔さんと屋久島に行った話・・・・お忍びゲイの旅・・ではない。・・・世界遺産シリーズ・・姫路城は、改装中、今が見所行くチャンス・・・・お城好きだね。
上方の「時うどん」を江戸に直してオカルト脚色・・・・何度か聴いたけど面白い。でも・・・・
―――――――― 仲入り ――――――――
春風亭昇太・・・・・・「二番煎じ」
きっちり、やってる・・・・・ななめ前の席のおっさんも「うまいもんだなぁ・・・」と言ってました。・・・・・・たぶん、水戸での独演会は初めて・・・・初めての場所は緊張すると言ってたから・・・・2本とも古典なのね・・・・古典ならどんな客にも大丈夫・・だったのかな。
俺は、評論家じゃないから・・・・面白いか面白くないかでけだから・・・ただのわがままな客だから・・・新作観たかったな。・・・・・安全な古典落語より・・・・オリジナルな新作を・・・出来あがってる、評価の固まってる古典より・・・・演者そのものが噺・・・評価なんてもっと先、もっと先の・・・聞いたこともない新作を・・・・・・昇太さん。もう50才過ぎたんだな。
なんかなぁ・・・・芸術館のライトアップを見ながら帰ってきた。
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