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2015年7月18日土曜日

熱血、「松竹亭松弥」と台風一過の第五十回「みな好き会」

ちょっと前の事件らしいが・・・・ネットのニュースで見つけた

グラブ盗難被害に遭った上尾高校野球部員が自力で犯人割り出す

2012年07月頃のことらしい・・・・・

 大切な野球用具の盗難被害に遭った野球部員が、自力で犯人を割り出すお手柄を立てた。

 被害を受けたのは埼玉県立上尾高校(上尾市浅間台)野球部で、7月8日、部員が朝練の際にグラブ約10個とボールが盗まれたことに気付き、学校が上尾署に届け出た。

 金子章野球部部長、「このままで悔しくないのか。自分たちで犯人を捜そう」と部員に呼び掛け、盗まれた道具を自力で探し出すことで意見が一致。部員は練習後、手分けして、中古品販売店などで聞き込み。その結果、8日夜、とあるリサイクルショップに、自分たちのグラブが置かれているのを発見した。犯人がその店に売る際に、身分証明書を提示していたため、足がつき、20歳と21歳の男2人組が窃盗容疑で12日までに逮捕された。グラブは同校に返却された。

 逮捕容疑は、2人が7日夜から8日朝にかけて、同校の敷地内に侵入し、用具置き場に置いてあったグラブとボール(総額約18万円相当)を盗んだ疑い。埼玉県内では5月に私立栄北高(伊奈町)で、6月に県立伊奈学園総合高(同)でグラブが盗まれており、同署は2人との関連を調べている。

 上尾高校野球部は公立ながら、春夏合わせて7度の甲子園出場を果たした名門校。75年夏の甲子園ではベスト4にも進出。これまで、2000本安打を達成した山崎裕之(ロッテ、西武)、会田照夫(ヤクルト)、仁村徹(中日、ロッテ=現楽天二軍監督)らのOBを輩出した。

 「全国高校野球選手権埼玉大会」は11日に開幕。試合直前の用具盗難に、村田進教頭は「大会の直前であり、練習への支障や精神的な影響はあったと思う。憤りを感じている」と激怒した。


台風一過の新宿歌舞伎町は蒸し暑い風が吹いていた・・

例年のように仕事を早めに切り上げて常磐線に飛び乗っても・・・・・6時開場には間に合わなかった・・・

だいたいほんとに、今日ここで専修大学落語研究会の「第五十回みな好き会」
をやるのか、どうかも半信半疑で・・・・
技術顧問であろう桂小文治師匠は、別の落語会の予定が入っているのをHPで確認したから補導出演はないんだろうし・・・・

立川談修さんのHPにも出演予定はなかったし・・・・
とりあえず、歌舞伎町二丁目「永谷ホールFu-」を目指して、呼び込みのお兄さんや座り込んでるホームレスっぽい婆様の所帯道具を踏まないように汗を拭き拭き歩く。途中の洋菓子店で買った差し入れんの洋菓子パン15個(部員が何人いるのかも知らない・・・足りるのか?)の入った紙袋を抱えて西武新宿線沿いを歩く。

例によって看板も貼り紙も、ハッピ着た呼び込みもない薄暗がりの入口を入る・・・・会議用テーブルの上に、「みな好き会」の番組表?らしきものと来場者用の記名帳が開いて置いてある。・・・・・・・・どうやらやってるようだ。・・・・・・あわてて受付に戻ってきた着物姿の学生さんに、差し入れを渡して番組表をもらい仕切りのカーテンから中に入ると、


ちょうど「立川談修」さんがあがったところだった・・・・・・「つる」をやっていた・・・メスの首長鳥は・・
何と言って飛んできた・・・・・今年も補導出演、出てくれたんだなぁ・・・・・学生時代からなじんでる落語会とは言え、やりにくいだろうに・・・プロの落語家さんが出てくれると、こういう落語会は締まる。
「談修の「修」は専修の「修」・・・・・大事にしてくれていることに感謝しないとね・・・・

続いては、「夢三亭定食」君・・・・・・・「愛宕山」


座布団の前に扇子、いわゆる「かぜ」をおいて
そこが演者と客の間の「結界」とするというのを聞いたことがあるけど・・・・

かけていた眼鏡をはずして「結界」なのかな・・・面白い・・・・っていうか、ここで外すならかけてこないで高座にあがるという手もあったかと・・・・作戦ならばそれも面白い。









手拭い、まんだらも・・・・面白い・・・何の模様なんだ?・・・・このまま座布団の上に出しっぱなしが気になったけど・

でも、定食君、顔は濃い。端正な顔してる・・・つまり、いい男だと思うんだが・・・・

熱演してた・・・一八が谷底から帰ってくる原理が、わかりやすかった。







で、・・・・・・・・・・仲入り・・・・・・・
やってました、新入生紹介・・・・・・・
トリを務める夢三亭無角(さーくる)君の司会・口上で5人の新入部員の自己紹介・・・・
昔なら、芸名名乗って「一分線香即席噺」で、よろしくお願いします・・・・だったけど、今は「駄洒落を言います」・・・・になってる。

すごいよ。「18歳ですが、童貞です。どうっていことないです。」だもん・・みな好き会でカミング・アウト・・・勇気ある新人。








三本締めで締めた後は
松竹亭直心(じきしん?)・・・・・上方弁の「ちりとてちん」
以前、二松学舎大学・國學院大學と一緒に開催してた「三文の会」んときに「松竹亭がなり」で出てたと記憶してる子だと思う・・・・・・とても面白い・・・・関西の出身なのかな・・・・・

















最近の子は、痩せてるから噺やってるうちに着物がズルズルになってくる・・・着物の着方については、研究の余地ありだね。












で、いろものの漫才・・・・「めくり」に「いろもの」じゃなくて、コンビ名とか入れたあげてもいいんじゃないかと・・・・・

ネタが、「どうやって自殺を思いとどまらせる」というのは、どうなんだろ・・・暗くねーか?






さて真打は・・トリは、4年生、就職活動中と言ってた、「夢三亭無角」君の「紙入れ」

三文の会でも、落語芸術協会のらくご祭りでも見たなぁ・・高速のガマの油とかやってたっけ、芸名も「夢三亭六角」で。六角なのにペンタゴンと読ませててわけがわからんかったっけ・・・・

「紙入れ」・・・・については、間男相手のおかみさんが、みょーに色っぽい。
手紙の入った紙入れを見つかったかどうか心配で、確かめに来る翌日の場面は、噺を聞いてる俺たち客にも、兄貴分の亭主が気が付いているのか、いないのかわからない会話で進行させた方がスリルとサスペンスが増すし、たぶん変えた下げも生きてくるような気がする。


みな好き会も50回だそうだ・・・・・俺達がつないっでった伝統(大そうな言い回しだなぁ)ってのか・・・・そういうものが、30年たってもつながってるってのは、・・・素直に嬉しい。

つないでくれた、現役の落研部員達にに感謝する。

ありがとうございました。
君たちが大好きだ。

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