ページビューの合計

2014年12月22日月曜日

「かさま落語会しょの十九」と・・・・「夢は夜ひらく」と・・・・・落研くずれ

おなじみの高田文夫プロデュース「かさま落語会しょの十九」でありました。
11月8日(土)の笠間稲荷神社の裏っての嘉神殿の大広間・・・・・もう、12月も半ば過ぎなのに11月の報告であります。
今回は、日大芸術学部つながりなのか・・高田先生の後輩「春風亭一之輔」・・・・売出し中の真打を呼んでいただいた。・・・・・・都内の独演会とか、なかなか券もとれないからありがたい。
例年のごとく街は、菊まつりの最中・・・

今年は、こんなのが神社の隅っこに出てた・・・・たぶん・・狐















他には、林家二楽さん紙切り
























春風亭一之輔さんの方の二席は「初天神」と「粗忽の釘」
若くして出来上がった方なんだわね・・・・特に人情噺とかは、あんまりやらない方なんだわね・・・・

例によってみなさん座布団持参

ここには、毎回、前座さん役に「喜楽家楽喜」さんという素人さんが出てくる、日大芸術学部の落語研究会の高田文夫先生の先輩ということなんだそうだ・・・・
いつもは、開口一番で前座噺をちょこっとしゃべって、お次お目当ての真打に交代といった流れなんだけど、今回は、「~今月末に二度目のがん手術を控えておりまして・・・・・」というわけでのがんカミングアウトの漫談を話していた・・・・・・・元、広告代理店勤務という事で・・・・がんに負けないテーマソング、というのを唄っていた「♪ガンバルンバ・・・ガンバルンバ・・・♪」・・・・・・もう12月だもんな、手術終わってるよな・・・・・大丈夫だったかな・・・・・・来年も、この落語会で会えるかな・・・
東京で・・・・根津の方で、骨董品とか作家さんのギャラリーをやってる方のようで・・・HPページとか見させていただくと落研の思い出とかお仲間との付き合いを大事にされているのがよくわかる。

「落研くずれ」という言葉があるんだかどうだか知らないが・・・・・ねえよ、そんなもん。お前が勝手に使ってんだろう?・・・・・・・たぶん、そうだ。
辞書によれば・・・

くずれ〔くづれ〕【崩れ】

くずれること。また、くずれたもの。くずれた所。「髪の―を直す」「天候の―が心配だ」「塀の―」
会などが終わって人々が解散すること。また、その人々。「宴会の―に盛り場へくりだす」
戦いで、陣形が乱れること。「総―」
相場が急落すること。

㋐(多く身分・職業などを表す語に付いて)以前はそうであったが、今は落ちぶれている人。また、それになれなかった人。「作家―」「役者―」
㋑目指したことが途中でだめになること。「併殺―」

落語家になることを目指したことなんてない。それになれなかったことを悔やんだこともない。
だけど、落語に、落研に出会ったことで少し人生が変わり・・・・・今も落語や落研の思い出がついて回る。それで、とても幸せだ・・・・・・俺は、「落研くずれ」だ。

「夢は夜ひらく」という歌がある。園まりさんとか宇多田ひかるの母ちゃんだった藤圭子さんとか三上寛の唄で有名だ。出所は練馬の鑑別所で歌われてたものを持ってきて作詞したのが始めらしい。・・・・・・・今は、芸能界引退した根津甚八さんが唄ってたのが「甚八の夢は夜ひらく」・・・・・
「好きな啄木、朔太郎・・・・ボストンバッグの中にある・・・・」と、「学生くずれ」の夢は夜ひらくを唄っていたと記憶している。

あの頃の俺たちは寄席帰りや談志・志ん朝の独演会のはねた夜。・・・「みな好き会」や「専大寄席」(今年はやらねえのかな・・)の打ち上げ帰り・・・・・・四畳半一間のアパートの部屋で・・・・大福の夢は夜ひらく・・・・
親父が死んで・・・・おふくろも既にいない・・・独りぼっちになって多少感傷的な文章になった、そのうちまた、大好きな金玉の話でもするさ

喪中につき、私からの新年のご挨拶などはご遠慮いたしますが・・・・ブログ読んでくださってよければ年賀状、送ってください。










0 件のコメント:

コメントを投稿