ページビューの合計

2014年6月18日水曜日

「抜け参りからぐれだして」・・「落語・・素晴らしきこの世界・・」と「あの頃の僕は・・バカすぎて」


空腹の方へのサービスです。子供に人気。チキンカレーとメロン・・先割れスプーンだ
 ほら、落語の「居残り佐平次」で最後の方で、開き直って自分の正体を話すときに
「ガキの頃から手癖が悪く、抜け参りからぐれだして・・・・碁打ちと言って寺々や・・・・」
って、白波五人男の”忠信利平”のセリフを気取って、すごむとこあるじゃないですか?・・・・
っていつも思うけど誰に対する疑問符?、誰に聞いてんだか

あの「抜け参り」 お蔭参りと言われる伊勢神宮参拝に行く集団にくっついて、勤め先・奉公先にも親にも言わず家出みたいな形の伊勢参りのことなんだそうで・・・・

私も、去年行ってきました。一人ものは、誰に相談することもないから、言ってみれば私もいわゆる「抜け参り」
昔なら江戸から片道15日かかったそうだけど・・・・今は、新幹線と近鉄、乗り継いであっという間に着く。
伊勢神宮も外宮と内宮と二か所あって、どっちか一方だけのお参りは、片参りって言って縁起が良くねえ、なんてことを言われたもんで、神社側の策略にまんまとはめられて一泊二日で両方をお参りした。



昔の実家の家にも、仏壇があって、その他に大神宮様のお宮も鎮座ましましてあったっけ。
幇間の久蔵さんじゃないから宝くじを入れといたことはなかったけど・・・だから、当たらないのか・・・でも、火事にはならない。
仏様と大神宮様って両方置いといていいのかな?と、昔不思議だったけど、仏様でも神様でもなんでも有難がって・・・・それは、それでいいや。

その、神様の親分、元締めみたいな伊勢神宮。昨年は遷宮の年にあたってたから、混んでた、混んでた。とりあえず、お札だけはいただいてきて・・・・・昔の抜け参りも、これを持って帰ればおとがめなしってことだったそうだから・・・・・行ったもん勝ち。・・・もちろん、それっきりになっちまった人も多かったんだろうけど・・・

大阪の方からの伊勢参りは、玉造から奈良街道、暗峠(くらがりとおげ)越えの伊勢参詣の旅として、上方落語「東の旅」になっている・・・・・「伊勢参宮神乃賑」(いせさんぐうかみのにぎわい)ってやつだ。

あの張り扇と小拍子ってやつでツ・パパパパ・パパンてゆう不思議なリズムをたたき出しながら”ようようとあがりましたわたくしが、初席、一番叟でございまして・と始まる「発端」。たぶん、俺が関西の生まれで関西の大学の落研に入ってたら、一番最初にこの口上部分覚えさせられたんだろうと推測、ただ、リズム感の悪い俺は、この張り扇と小拍子の叩き分けができるかどうか・・・続いて・・・
「奈良名所」・・・「野辺」(好きなフレーズなんです”その道中の陽~気なこと”。でも自分で言おうとすると語尾の関西弁のイントネーション・抑揚が難しいんだよね)
・・・「煮売屋」(地酒と言えば、村さめ、庭さめ、じきさめ、と醒めるの早~ぇ・・・そして”浅~いか深~いか?浅~いぞ、浅いぞ”!の「七度狐」・・・「軽業」~帰り道になる三十石船での船旅「三十石夢乃通路」と続くロードストーリー。伊勢神社参詣が大阪からでも片道5日かかった時代の噺なんだわね。

たぶんこの逆で、江戸落語?の方にも江戸から伊勢までの西へ向かう旅の噺も二人旅・三人旅とかあるんだろうけど行き先が箱根越えまでなのか、伊勢をめざしてるのか、その先、京都・大阪までの旅なのかよくわからん。
でも、たっぷり、どっぷり物語の世界に遊んでられる素晴らしきこの世界・・・落語はいいよね。

落研時代のメモを見る・・・・こんなの好きだったんだわね。・・・あの頃の僕は・・・

寿司屋「いらっしゃい!!」
客   「何でもいいからにぎってくれ」
寿司屋「ヘイ!」
客   「何をするんだ!」

子   「ママ。もう中学生になったからビキニ買ってよう」
母   「だめよ。・・・・・・ぼうや」

「おじさ~ん。パンツ頂戴・・・・丸首のね。」

木村先輩と飲んだとか、伝助さんと河原でしゃべった。って書いてある。ゆかたが欲しかったんだわね。初めてお手伝いしたOBの落語団体についての感想も、”先輩”って言葉によわいからなぁ・・・俺。

30年以上前の落研入部して2,3か月した頃のメモ・・先輩やOBから
教わったことは、なんでもメモしていた頃・・・漢字が少ない・誤字が多い
バカだった・・・


0 件のコメント:

コメントを投稿