「桂文治は、噺家で」っていうのが、どっからでた言葉なのかとおもって調べたら(まぁ、ネットでだけどさ・・・)
「江戸しりとり歌」 っつてのに出てくんのね。
牡丹に唐獅子 竹に虎 虎をふんまえ 和藤内
内藤様は さがり藤 富士見西行 うしろ向き
むき身蛤 ばかはしら 柱は二階と 縁の下
下谷上野の 山かずら 桂文治は 噺家で
でんでん太鼓に 笙の笛 閻魔はお盆と お正月
勝頼様は 武田菱 菱餅 三月 雛祭
祭 万燈 山車 屋台 鯛に鰹に 蛸 鮪
ロンドンは異国の 大港 登山駿河の お富士山
三べんまわって 煙草にしょ 正直正太夫 伊勢のこと
琴に三味線 笛太鼓 太閤様は 関白じゃ
白蛇のでるのは 柳島 縞の財布に 五十両
五郎十郎 曽我兄弟 鏡台針箱 煙草盆
坊やはいいこだ ねんねしな 品川女郎衆は 十匁
十匁の鉄砲 二つ玉 玉屋は花火の 大元祖
宗匠のでるのは 芭蕉庵 あんかけ豆腐に 夜たかそば
相場のお金が どんちゃんちゃん ちゃんやおっかあ 四文おくれ
牡丹に唐獅子 竹に虎 虎をふんまえ 和藤内
内藤様は さがり藤 富士見西行 うしろ向き
むき身蛤 ばかはしら 柱は二階と 縁の下
下谷上野の 山かずら 桂文治は 噺家で
でんでん太鼓に 笙の笛 閻魔はお盆と お正月
勝頼様は 武田菱 菱餅 三月 雛祭
祭 万燈 山車 屋台 鯛に鰹に 蛸 鮪
ロンドンは異国の 大港 登山駿河の お富士山
三べんまわって 煙草にしょ 正直正太夫 伊勢のこと
琴に三味線 笛太鼓 太閤様は 関白じゃ
白蛇のでるのは 柳島 縞の財布に 五十両
五郎十郎 曽我兄弟 鏡台針箱 煙草盆
坊やはいいこだ ねんねしな 品川女郎衆は 十匁
十匁の鉄砲 二つ玉 玉屋は花火の 大元祖
宗匠のでるのは 芭蕉庵 あんかけ豆腐に 夜たかそば
相場のお金が どんちゃんちゃん ちゃんやおっかあ 四文おくれ
――― 略 ―――
みんな、こういうのを口ずさんで内容は、一般教養みたいな常識として知ってることだったんだろうね・・・・下谷上野の山かずら・・・と来るから、桂(かつら)で桂文治は噺家で、ってつながるのね・・・なるほど・・・いろんな有名なもんが唄い込められてるのね江戸の生まれ育ちだと、こういうの小さいころから口ずさんで腹に入ってるんだろうな、江戸っ子にゃあなれそうもない。
俺たちが口ずさんだのは、みっちゃん、道々・・・うんこたれて・・・紙がないので(以下、自主規制)・・だし・・・ソーダ―村のソーダ村長、ソーダ飲んで死んだそうだ・・葬式饅頭でっかいそうだ。だもんな・・
いろはに金平糖 金平糖は甘い
甘いはお砂糖 お砂糖は白い
白いはうさぎ うさぎははねる
はねるはかえる かえるは青い
青いはお化け お化けは消える
消えるは電気 電気は光る
光るはおやじの はげあたま
甘いはお砂糖 お砂糖は白い
白いはうさぎ うさぎははねる
はねるはかえる かえるは青い
青いはお化け お化けは消える
消えるは電気 電気は光る
光るはおやじの はげあたま
の、「はげあたま」ぐらいだもん
学生時代、落研の後輩だった夢三亭ぺこちゃんと仲良くさせていただいてた頃、文学部だった彼女が履修していた科目で高野文子の漫画「絶対安全カミソリ」が教材として取り上げられ、これを研究レポートする課題が出され、・・・・「どんなふうに取り組んだらいいかな」・・・レポートの制作について私のところにペコちゃんから相談が有り、始めてこの漫画を読んだ。
高野文子さんにも影響を与えたという 上田トシコさんのフイチンさん。 |
レポートも山東京伝の草双紙が基になってる「早道節用守」とか大学の図書館で調べてコピーし漫画の絵と比較したりして楽しいもんだった。
・・・・そうだ。彼女とは他にも一緒に何かを作り上げる作業を楽しんだっけ・・・・
落語も、演題は忘れたけど・・・途中の場面に歌を入れたい。何かないでしょうか?というリクエストにお応えして・・・・
こんなのあるぜ、桂枝雀さんが噺にいれてる・・・・真っ黒け節・・・
♪おじょうさん~ブランコぉ乗ぉりぃは、よいけれどぉ~上がったり下がったりする度にぃ~ちらりと見えますぅ・・・・真っ黒けのけ~♪・・・・・「こんなのどう?」
・・・「それは、却下!!します。とても歌えません!」・・・
んじゃ「♪ つ・め・た・い牛乳ぅ・・ごっくん・ごっくん飲ぉむぅ・・ぎゅうう~にゅうう!!♪」・・・・「何なんですか、その歌は?」・・・・「昔、竹中直人が歌ってたんだよ。何か耳に残ってたんだよ・・・ダメかな?」・・・「(真面目に)うーーん、それは・・・入れてみます」・・・・・(これは入れるんかい?)
・・・「それは、却下!!します。とても歌えません!」・・・
んじゃ「♪ つ・め・た・い牛乳ぅ・・ごっくん・ごっくん飲ぉむぅ・・ぎゅうう~にゅうう!!♪」・・・・「何なんですか、その歌は?」・・・・「昔、竹中直人が歌ってたんだよ。何か耳に残ってたんだよ・・・ダメかな?」・・・「(真面目に)うーーん、それは・・・入れてみます」・・・・・(これは入れるんかい?)
その後、入れごとの歌が入ったその噺がどっかで発表されたかどうかは、・・・忘れてしまった。こんな、わけのわからん先輩と女子部員の後輩が仲良くいられたのが当時の落研で・・・彼女も今は、人妻・・・こんな歌うたってくれねえよな。
さて、ふざけたブログですが・・・・少し、ちゃんとして・・・・当時、落研の顧問?をしていただいた専修大学の畑有三名誉教授、文学部の教授だったけど・・名義だけだったかもしれないけど・・・落研の顧問としてお名前だけで、個人的には受講したことも、身近にお話する機会も持たなかったけど・・・・先月、亡くなられたようです。・・・・ご冥福をお祈りします。お疲れ様でした。