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2012年2月23日木曜日

ドント トラスト オーバー30・・・40・・・50・どんどんあがる・・でも 俺達おっさん世代を信じてる。

縁日のお面屋が好きだ。





春風亭昇太独演会でした。
平成24年2月21日 午後6時30分
  水戸芸術館ACM劇場
さすがに人気者、券が売り切れで・・・・・っつうか、開催情報を知ったのが遅くて、一般発売で買えなかったんだけどさ。
やっと、当日発売の立ち見券を手に入れて、開場の6時に何とか間に合った。
「立見席のお客様は、一般のお客様が入場された後の御入場になります。2列に並んでお待ちください・・・・」(S席3,500円のところ、立ち見の貧乏席は1,500円だもん・・文句は言えない)

でもしばらくしたら係りのおねーちゃんが・・・「今日は、昇太師匠の御意向で立ち見の方も席があれば、座っていただきたいということで・・・高座の真横で、音響もちょっと聞き取りにくいこともあるかもしれませんが・・・それでもよろしければ・・・」とのことで座って観られた。2時間以上立ち見はつらいかなと思っていたので、ありがたかった。おっさんは体力に自信がない。昇太師匠ありがとう。

昔、東海大学の落研の頃から好きだったけど・・・・伊東四郎一座は、生でなくDVDでしか観てないけど・・・・笑点もいつもみてるわけでもなく・・・・・昼間のラジオの番組もそんなに聴いてない、オールナイトニッポンも録音したけど聞き返してないし・・・つまり、あんまりファンだと大きな声では言えない状態だけど・・・

開演前の前説?・・・高座前に私服で出てきて、ごあいさつ。
ラサール石井さんの結婚の話やボクシングジムに通ってた話をして、引っ込んだ後。

開口一番
春風亭昇也・・・・・・「転失気」
            枕も振らずに噺に入った前座さん。千葉県野田市出身・・「東京アナウンス学院」より、そんな感じ・・・となりの席の年配の御婦人が聞き取りやすいと話してました。・・・でも昇太さんの弟子でしょ・・・・新作はやらないんだ。

三遊亭遊雀・・・・・・「初天神」
            今回のゲスト出演の依頼・・・・通常こういとこでやるなら3ヶ月前とか半年前にオファーがあるもんだけど・・・頼まれたの昨日。・・・・だそうだ。
子どもの造型が独特。いそうだよなぁ・・・・こんな男の子。・・・・親父が団子の蜜を舐めきったところでサゲ・・・・もう少し聴きたかった。
芸人名鑑をみると元は落語協会の柳家権太楼さんの弟子?三太楼で真打・・・権太楼と喧嘩して・・・芸術協会で小遊三門下に移る・・・・・ふーん。いろいろあったんだなぁ・・・

春風亭昇太・・・・・・「時そば」
            志の輔さんと屋久島に行った話・・・・お忍びゲイの旅・・ではない。・・・世界遺産シリーズ・・姫路城は、改装中、今が見所行くチャンス・・・・お城好きだね。
上方の「時うどん」を江戸に直してオカルト脚色・・・・何度か聴いたけど面白い。でも・・・・

―――――――― 仲入り ――――――――    

春風亭昇太・・・・・・「二番煎じ」
            きっちり、やってる・・・・・ななめ前の席のおっさんも「うまいもんだなぁ・・・」と言ってました。・・・・・・たぶん、水戸での独演会は初めて・・・・初めての場所は緊張すると言ってたから・・・・2本とも古典なのね・・・・古典ならどんな客にも大丈夫・・だったのかな。

俺は、評論家じゃないから・・・・面白いか面白くないかでけだから・・・ただのわがままな客だから・・・新作観たかったな。・・・・・安全な古典落語より・・・・オリジナルな新作を・・・出来あがってる、評価の固まってる古典より・・・・演者そのものが噺・・・評価なんてもっと先、もっと先の・・・聞いたこともない新作を・・・・・・昇太さん。もう50才過ぎたんだな。

なんかなぁ・・・・芸術館のライトアップを見ながら帰ってきた。

2012年2月20日月曜日

ぴゅーうー 筑波おろしの・・・・でも梅いちりん・・・いちりんほどの・・・彼女は元気

ぴゅーうー 筑波おろしの江戸の師走は寒かった。
落語「ねずみ穴」で、兄から借りた三文の銭を元手に・・・・10年経つか経たないうちに深川蛤町、間口六間半、蔵の三戸前もあろうかという・・大店の質屋の主になった弟の竹二郎が兄に金を返しに行く・・・・場面転換の描写だ。
今は、師走ではないし・・・筑波山から吹き降ろす風が江戸まで届くというわけではなくて・・・筑波山の方角から吹く風を「筑波颪(おろし)」と言ったのだそうだが・・・・確かに筑波山付近の風はまだ冷たい。

先週、筑波山に登った・・・ケーブルカーで登った。・・・彼女と登った。
筑波山神社からケーブルカー乗り場までの石段を・・・何度も休みながら、ゆっくり登った。彼女は、元気そうだ。・・・・・・手術はせず・・・薬で様子を見るのだそうだ。
こんな、短い石段だけど・・・ゆっくりだけど、元気に登る彼女が嬉しい。
ケーブルカーの車窓の景色を、子どものように喜ぶ、彼女が嬉しい。
まだ梅なんか、ほとんど咲いてもいないけれど・・・やっと見つけた1りんが嬉しい。
俺達の春も・・・まだいちりん・・・。

今週から水戸、偕楽園で梅祭りが始まったので行って来た。・・・こちらは、一人で。
新聞では一分咲きなんてでてたけど・・・・・咲いてる枝は広い園内で一枝か二枝しか見つからない。・・・・・・今年は遅いよね。
梅娘というか梅大使のお姉さん方もちょっと暇そう。















偕楽園の隣にある常磐神社の境内で、猿回しをやっとった。

昔、新宿センタービルで、他大学の落研さんも呼んで定期的にやってた落語会。
「今日は、客の入りが悪いなぁ・・・・」ってみんなで話してたら・・・・ビルの入り口付近で、あの太郎・二郎の猿回しにすっかり客を持っていかれてたことがあった。
「サルに負けた」・・・・・がっかりしたのを憶えてる。

でも、実際にみる猿回しは・・・可愛いし、面白いよなぁ。
竹馬・・・竹馬で障害物跳び越し・・・・逆立ちで階段のぼり・・・・うまいもんだ。曲芸はクライマックス、最後の出し物のところで・・・・地震・・後で聞いたら日立市で震度5弱・・・水戸でも震度4だったそうだ。・・・・・・・サルがおびえた。・・職場放棄で・・・客席に逃げ込んだ。・・・サルだって地震は怖いんだ。
サルにアドリブは利かない。

2012年2月1日水曜日

地獄八景亡者の戯れと生活保護と勝田マラソンを走らない

たまには、こんなことを考えることもあるわけで・・・

生活保護って制度があって、そのままでは資産や能力、他のあらゆる制度を利用しても生活していくことが出来ない人は申請により最低限度の生活を保護するわけだそうだけど・・・・

ここに「無差別平等」って考え方・・・原則ってえのか・・・が、あって、保護が必要になった原因とか社会的身分、信条なんかで差別されたり優先されたり、されなかったりはしない・・・・

それと・・・「貧困の原因を問わない。」ってえのがあって、頑張って頑張ってやってきたのに貧乏になった人も、童話の「アリとキリギリス」のキリギリスみたいに遊ぶだけ遊んで、たくわえも何もしてこなかった人も・・・・その時点で保護が必要なら、原因を問わずに同様に保護される。んだそうだ。・・・そうゆう原則なんだそうだ。

昔から譜におちなかった。なんで、頑張ったんだけど、どっかで人生踏み外してしまって這い上がれなかった人や望んでないのに最初からそうゆう環境に生まれて抜け出せなかった人と・・・・
昔、やんちゃしちゃってさぁー・・・・・先のことなど考えず・・好き勝手に生きてきた結果がその原因の人が同じ保護を受けられるんだ・・・・・
落語の「地獄八景」じゃないけれど・・・閻魔大王が知っている。どんな生き方をしてきたのか。
天が許しません!・・・・そんな落語家さんもいた。

でもさ・・・この歳になると、少しはわかる。そうなんだ。知っているのは閻魔大王やお天とう様だけなんだ。人が他人の人生をどれだけわかるって言うんだ。・・・・その人が、どんなふうに生きてきたのかなんて・・・・・それを評価するなんて・・・誰も出来ない。
今、そこにいるその人の今しか・・・・わかりゃあしない。
俺だって、明日なんかの拍子に・・・・道を踏み外すかも知れない。明日は誰にもわからない。

とにかく、頑張っていくしかねえんだ。・・・・いつか行くんだろう・・あの世にも楽しく行こうじゃないか。
・・・その道中の、陽~気な、こと・・・・

勝田マラソンを・・・・・・観てきた。すげぇ人だった。2万人を超えるエントリー・・・・みんな走るのが好きなんだな。・・・・よく晴れた。少し風の吹く、冬の日だった。

出遅れたウルトラマン