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2011年11月14日月曜日

自転車おやじと草落語?

野球にプロ野球だけじゃなく、高校野球や社会人野球・・・・・草野球ってのもあるでしょう?
河川敷のでこぼこのグラウンドにユニフォームもバラバラのアンチャン達やおっさん達が軟式のボールで野球をやってる。
その光景をグラウンドの隣の芝生に、ごろんと横になってボーッとながめてるのは、それはそれで楽しい。
野球経験のある監督さんなんかいれば、普段からもっと練習しとけ!・・・走って体力つけとけ!・・・なんて言うんだろうけど・・・・楽しければ、いいのさ。・・・やってる人も、見てる人も。

草野球があっていいように・・・・好きだから、やってる「草」落語があってもいいんじゃないかいな。
落語にだって・・・大学の落語研究会や社会人のアマチュア落語があって・・・それぞれの楽しみ方があっていいんだよね。
草野球では空振りばっかりだけど、打撃フォームは長嶋茂雄そっくりとか・・・・あぶさんを気取ってバッターボックスの中で「酒しぶき」やって審判に怒られるおっさん・・・・・・のように、アマチュアで落語は、ぜんぜん受けないけど、語り口調は古今亭志ん朝そっくりとか・・・・(そっくりだったら受けないということはないか・・)・・お辞儀の姿勢だけは立川談志そっくりとか・・・・それは、それで楽しめるよなぁ・・・たぶん。

何の話かと言うと・・・・・
地元の茨城大学の学園祭に行って来た。・・・・キャンパスに駐車場がないので・・・久々のママチャリで・・・尻が痛い。・・・・けっこう遠いのだ。
落語研究会の発表を見てきた。少しの時間だったから・・・・すべてを把握したわけではないけれど・・・

最初、人文講義棟11番教室・・・入ったら「お見立て」をやっていた。喜瀬川おいらんを執拗に追いかける杢兵衛大尽の国なまりが、落語国の田舎なまりでなくて茨城弁でなまってたのがリアルだった。
声が小さいのが気になった。発声練習・・・いや、落語そのものをもっと、もっと大きな声でやった方がいいぜ・・・一高座完全燃焼・・・・いこうぜ、いこうぜ限界の胸で・・

サゲが終わって。帰ろうかと思ったら他の客が3,4人出てったので・・・出られなくなった・・残った客は俺を含めて2人。・・・・次の演者が出てきて・・・・
人には、色々怖い物がある、てえますが、今の私には残った客が帰ってしまうのが、怖い。・・・マクラが振られて・・・「饅頭怖い」が始まった。

「へたくそ」

と、思いながら・・・俺も、学生の頃は、こんなだったのかな・・・何となくおかしい。
「へったくそ」でも・・・落語はいいよな。


噺の方は、
ファーストゴロをエラーしたら走者一掃のランニングホームランになったぐらい、あっけにとられる・・・はなっから、俺を・・客を笑わそうなんて考えてないな学生さん・・・・・・そんな、状況がおかしくて、思わずニコニコしてしまう。
しかし、聞くのは、さすがに2席が限界で・・・・教室を後にする。残った二人が出て・・・何人かの客が入って入れ替わった。・・・よかった。
遠くで、ステージ演奏の歌が聞こえて・・・ずーっと昔に似たようなところにいた気がしたのを、思い出した。・・・・・遠い昔。楽しかったあの時代・・・

帰り道で、偕楽園公園で「茨城グルメまつり」というのをやっていた。・・・・たくさんのテント、屋台・・・はやってんだな、こういうイベント・・・・すごい行列だった。・・でも、俺は並んでまで食べ物を食べるのは苦手・・・・

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