久しぶりに、付き合ってる女の人とドライブ。
旧七会村の仏国寺の紅葉を見て、栃木県益子町へ行って陶器を見ながら民家風のお店でカレーライスを食べた。
きれいな三毛猫が飼われていて、店の中に入りたいと入口のドアに体当たりをしていた。
君も僕も猫も、みんな好きだ・・カレーライス。
帰りの車の中で
11月19日、土曜日に専修大学名誉教授、ゼミの担当教授だった柘植光彦先生が亡くなって、告別式が高田の馬場であったので、行ってきた。・・・・・・茨城の工業高校の機械科から文学部国文学科現代日本文学専攻した俺みたいなもんは・・決して良い学生ではなかったけれど・・・先生お世話になりました。お疲れ様でした。と手を合わせてきた。
ザーザー降りの雨のなかだったけど・・・静かな、宗教色のないいい告別式だったよ。・・・という話をした。
それから
「な~んでか?」で有名なギター漫談の人の名前が思い出せないなぁ・・・誰だっけかなぁ・・・なんて話をしてたんだ・・・・・・・・・そん時。
車のラジオから「・・・・落語家の立川談志さんが亡くなっていたことがわかりました・・・75歳でした。・・・・」というニュースが流れた。
しばらく、会話が途切れた・・・・俺がびっくりしてしゃべれなかったんだ。
落研に入部して生まれて初めて、先輩に連れて行かれた「池袋演芸場」。初めて聞いた生の落語。・・・その日の真打(トリ)は、立川談志さんだった。・・・その時、俺の人生が少し変わった。・・・談志さんが落語協会を脱会する前の末広亭や鈴本演芸場で談志さんが真打の時は、お金が続くまで通った貧乏学生だった。・・・国立劇場演芸場の「ひとり会」にも結構行った。・・・だいたいいつも一人で行った。談志さんの落語に浸っている時間を誰にも邪魔されたくなかったから。
彼女を送って帰ったアパートで・・・一人になって、・・立川談志この世の中に・・・もう、いないんだな・・・
さよなら。大好きでしたよ。あなたの落語。高座姿。