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2016年10月16日日曜日

第八回 社会人落語日本一決定戦でみた光景・・・

毎年、大阪府池田市で行われている「社会人落語日本一決定戦」

人口10万人ちょっとの「池田市」は、「池田の猪買い」とか「(池田の)牛ほめ」などの舞台になっていることや上方落語協会の現会長桂文枝さん(襲名前の桂三枝さん)が住んでるなんていうこともあり落語による街おこし・落語文化の発展?の目的でプロでないアマチュア社会人による落語の全国大会が行われている・・・・・今年で8回目らしい。

大学生のアマチュア落語の大会と言えば、岐阜県の「策伝大賞」とか「てんしき杯」とかがあり、関東での社会人のアマチュア落語の大会として外国人枠もある千葉国際落語大会とあるけど、ここ池田の大会は全国的に知られたでかい大会だと思う。

今年は、10月の3連休の8日(土)に予選会・・・・全国から284人の応募があり・・映像だか録音だかの媒体で応募し選ばれた175名のアマチュア落語家が池田駅周辺の落語みゅーじあむだの公民館だのコミュニテーセンターだのの6会場に分かれて同時進行で一般客を入れた予選会を開催し各会場から選ばれた10人が9日(日)の決勝大会を池田駅手前の石橋駅近くの市民文化会館アゼリアホールで行われている。

ただし、予選会の6会場ともプロの落語家さん・市民審査員とかが別々に審査しているので、会場ごとの代表としては、受けてても決勝あがれないとか新しい施設・照明も明るいでやれる人も、何となく暗い会場・道路近くでバイクの爆音が邪魔したり・・そういう予選会場の当たりはずれもある。

2,3か所の開場を見て回ったけど、演者ごとの写真撮影は、演者の許可もらえれば・・・とか、
フラッシュとか、脚立とか使わなければ、特に構わないというところもあったので、そこで撮った写真。(もちろん、アゼリアホールの決勝大会は、録音・録画厳禁の放送が何度か流されてたんで自粛したけど)
説明を追加
予選会場・決勝大会会場にいた、スポンサーでもある日清チキンラーメンのキッチンカー。

無料でラーメンいただいた。
たまに食べたくなる味だ。























池田ではないけど新大阪駅で食べたチキンラーメンソフトクリーム


















寝越家こう生さん・・・パスタ屋






















すっかりおなじみ二松亭風林火山・・・秀吉と利休





















松風亭てえ言うから後輩だな松風亭和らび・・・もう半分


うちの落研の後輩らしい。・・・・
たぶん、浅草公会堂でたみや寄席開催してた人だよなたぶん・・・
そん時は途中退席したけど1度だけ寄席行ったなあ

他の演者は、持ち時間の10分間に爆笑ネタを詰め込んでギラギラと決勝進出を狙う中・・・・怪談噺「もう半分」・・・・・声ガラは、こういう噺にあってると思う。たぶんなんか思い入れがあって選んだ噺なんだろう。

これも落語の範疇はんちゅうなんだろうな
来年も挑戦すんのかな・・・・
頑張れ後輩。



入賞者や決勝大会の模様は、
3代目チャンピオンの「二松亭ちゃん平」さんのブログに詳しいからそっちで見て下さいね。私は、ただの通りがかり。














歩行者天国で踊ってた地元の方々・・地元も盛り上げる。



















シャッター閉めてる店もあったけど頑張って続けてほしい
池田駅・石橋駅へは、あの映画にもなった(路線は少し違うけど)阪急電車が便利です。




































千駄木寄席で・かいわれ寄席で見かけた風景

もう10月だ。急に涼しくなってきた。
だいぶブログをサボってしまった。

9月にこんな落語会があった。
二松学舎大学の「かいわれ寄席」
四谷荒木町の橘家さんという落ち着いた桟敷席・・玄関開けて、靴を脱いだら数歩で会場入りの家庭的な場所。
新入生を中心とした初々しい落研部員さんの発表会。
とは言え、ここの落研は、先輩が後輩をきちんとケアして、部員どうしの前でお互いに批評しあい噺の完成度をあげてく、・・・・・・昔、俺たちの時代の落研もそんなことをしていた。・・・・・だから、一般の人を対象とした対外発表会でも、それなりの物を出してくる。・・・面白えーぞ。

ほんとはさ、「落語家さんもどき」の落語とか速記本とかの台本通りの落語なんか聞きたくないもん。今時の学生さんが日々どんな生活をしてるのか、二十歳前後の若者は、どんなことに怒り、悲しみ、笑っているのか・・そんなまくらや、着物に扇子、手ぬぐいの世界で落語をどんなふうに解釈するのか、・・・・・そんなのが見たい、

確かに、江戸っ子口調でも出てくる言葉の中の「ひ」をみんな拾い上げて「し」と言い換えようとする生真面目さや、・・・・・そんなに、全部言い換えなくても・・・・余計に気になって。・・・・
キセルで煙草を吸うしぐさで、手ぬぐいの煙草入れから扇子のキセルに煙草を詰めるしぐさの後、いきなり煙管の扇子をくわえる・・・・まだ、火いついてないよー・・・・・煙草盆とこ持ってって火つけてからくわえてね・・・・・・そりゃあ今時は、煙管できざみタバコ吸ってる人なんて見ないよなー・・・・
落語で、煙管使うしぐさなんか、古典落語の美学だもんな。やるんだったら背伸びしてでも、きれいな形を演じてほしい。頑張れ。

1年生は、男もゆかた。寿限無
















この年代の女の子みるとそれだけで可愛い。権助魚






































でた、朝之介君・・ちょっと先輩ぽい。出来心

















仲入り

















おちついてんなぁ・・つる


















立て板に水のような流れる口調・・うまいもんだ。でもちゃんとしすぎないでくれ。干物箱




















で、午後の部


午前の部終わったところで、部員さんが送り出してくれる。対応が丁寧だ。
















































先日の落語協会「謝楽祭」のくじでもらった末広亭招待券

昔、大学の部室にも末広亭のビラが送られてきて掲示してた。そんときも招待券が入ってて、いわゆる「ビラした」ってやつだ。貧乏学生は、こんなの使って寄席通いしてたなぁ。

・・・・「謝楽祭」の福扇購入のくじでもらった券があったんで、かいわれ寄席の午後の部少し見て新宿へ向かう。

昼の部のトリは、柳家権太郎さん・・・
そこからみて、夜の部まで見てきた。








で、9月24日は、何度目かの「千駄木寄席」・・・・・

千駄木二丁目の地区の集会所での寄席・・・・・・ゆっくり穏やかに流れる時間・・・・ただし、当日は雨。
ちょっと客足は悪い。











弥一家酔太さん

時間がたつと、記憶が薄れる。
特別にメモも取らず、ただ楽しんでるだけなので、どんな演題だったか忘れるのはしかたない。まあ覚えてるところだけ・・・・・












頭下伊亭虎奴さん・・・演題は


















皿屋敷


















この方が主催している寄席なのかな・・春雨や通風さん


















寝床家小道楽さん
















若干、お疲れ気味?しばらくお休みに入るらしい立の家千夏さん


高座姿も見られなくなるのかな・・・でも、きっと帰ってくるんだろう・・待ってます。


































千弦家こまりさん「音曲」

















河内家るぱん