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2011年8月9日火曜日

倉敷に行ってきた。

俺も彼女も、年齢的には人生の折り返し地点をまわった。
車で言えば中古車だから、色んなところにガタが来る・・・・それを、だまし・・微調整しながら・・・何とかやり過ごして来た。

彼女は、病気だと告げた。
漢字だけで12文字もある・・・ややこしい病名だ。
今は、こんなに元気なのに・・・先が見えない。

ドドッ・・ドッドド。 ドドッ・・ドッドド。ターミネーターのテーマを出囃子がわりに口ずさみながら、やってくる。やっと、思い出した名前・・・カウパー!カウパー!・・キャッキャとはしゃぐこの人が・・・

苦労させられた旦那さんと別れ・・・頑張って育てた子どもさんも、成人し・・・・これから自分の幸せを・・・やっと・・やっと自分の幸せだけを考えられるようになったのに・・・

体が元気なうちに・・・ずーっと元気かもしれんけど・・・もちろん、それを望んでいるけれど・・・
彼女を色んなところに連れて行くことにした。色んな景色を一緒に観て貰うことに・・・勝手に決めた。

新幹線の窓越しに富士山を探して、子どもみたいに喜ぶこの人を・・
「来年も、どっか連れてくるからな・・・」という俺に
「来年、私、生きてるかな・・・」ボソッと言う・・・

俺よりも先にいったりしたら・・・
顔にバカボンのほっぺたのグリグリ・・書いてやる。
ついでに、バカボンのパパの鼻毛も書いてやる。
眉毛には、渥美清のホクロかいて・・・真ん中つないでやるからな。

だから・・だから、いやだったら・・俺よりずーっと長生きしてくれよな。
俺が先だったら、レディー・ガガ・・みたいに、つぶったまぶたに目玉を書いてもいいからさ・・・

岡山県・・備前の国・・・備前と言えば・・・・長船・・則光
加賀屋佐吉さんが取り次いだ・・・・道具七品のうちのひとつ
落語「金明竹」・・・・今回の旅で落語がらみで思いついたのは、これだけかな・・・
俺が、まず元気にならないと・・

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