ページビューの合計

2013年8月17日土曜日

風を探して・・と屋根がない・・・夏休みの自由研究は「酢豆腐」の作成。

多分日本中の落語ファンの子供たちや、落語研究会の研究熱心な学生さんならば一度はやってみたいと考えるのが「酢豆腐」の作成と賞味だと思いますが(何?そんなこと考えたこともないだ!?すいませんこれについては、後程そうではないと謝りますからこの時点では、虚勢を張らせていただきます。)
まず必要なのは、ここのとろの連日の猛暑であります。30度を超え40度すらこえるところもあるという(おれの春のインフルエンザり患した時だって、40度は超えなかったもの。)そして豆腐・・・スーパーかなんかでふたパックくっついて打ってるのを買ってきてひとパック食べたけどもうひとパック残っちゃって気がついたら賞味期限が過ぎてしまったなんてのがかならず冷蔵庫に残ってたりするもんです・・・それです。それがあったらもう大丈夫です。できれば大きな釜でお湯を沸かしてその釜がまだ熱い状態で空になってそのままにしてあるなどというシチュエーションがととのっていっればベストですがたとえそんんな釜がなくてもなーにこの温気の時分です、さらに乗っけて台所の風通しの悪い暑さのこもりそうな場所に2,3日ほっぽっとけば、たとえ置いたことを忘れていても台所に入った瞬間に我慢できないような異様な匂いが「酢豆腐」作成中ということを思い出させてくれます。あとは自分のことを「拙」とよぶような知ったかぶりの」いけ好かないお友達がいれば、呼んでこのできあがったものの食べ方がわからないからおしえてくれと頼めれば完成であります。しかし、ここで一言ご忠告申し上げます。実際にこの酢豆腐を作ってみた方ならおわかりでしょうがこれは、「目ぴり鼻つんといった段階を越えてしまった場合それはすごいことになりますよ「混ぜるな危険!」、「ダメ!絶対!」「そんなふうにはみえませんでしたよ・・合えばあいさつはちゃんとするし・・・何があったんですかねぇ―」「モー実家に帰らせていただきます」の世界です。たぶんお腹壊すなんて言う次元じゃないですよ、たぶん死亡しますね・・やめた方がいいです。全国の賢明な落語ファンおよび研究心に燃える実践派の落語研究会の部員の皆様への今、台所が臭くてしょうがない落研OBのバカ野郎からのご忠告でありました。

賞味期限切れとはいえまだきれい・・これが→
きれいなシャツの裏にはならない










 私は生活保護の担当ではないのだが、電話を受けた身の不運で、病院に連れて行ってくれという生活保護の方からの電話をうけてしまったのが運のつき
包括支援センターというところの保健師さんたちと現場へ行って驚いた外から二階が覗けて・・しかも二階の屋根が抜けていた・・夏の青空が見えた。居間に寝たきりのお爺さんがいた・・・下半身裸、聞けばトイレはティッシュにとってビニール袋に入れて部屋の隅にほ放って積み上げる「オムツ貝塚」のような状態いくら本人が施設や病院を拒んでいたからといってこの天気にこの状態で一人暮らしにさせとくなんてどーかしてるぜ担当ケースワーカー・・ともかく屋根がない。やーねなんぞというのはいうのは林家一門にまかせて救急車を呼ぶ。以前に救急車を呼んだ時、状況説明を深刻に伝えすぎて救急ヘリコプターをよんでしまったことをお思いだしたので抑え気味に伝える。
数分後救急車が来たが、ごみ屋敷状態の居間(障子があかなくなってて30センチぐらいの隙間からものの出し入れがやっとできる状態)我々は千利休の茶室と呼んでいた。ここを無理やりあけて搬出するには、救急隊員ではむりとのことで、消防を呼ぶことになる。消防車が到着するころには近所の人たちも集まってきてえらいさわぎ、何とか千利休の茶室を壊して爺様を搬出、下半身すっぽんぽんの33キロしかない枯っ葉みたいな爺様は電気のブレーカーは下げといてくれと冷静に我々に指示しながら毛布にくるまって救急車の滑車の付いたベッドに乗せられて国道を病院に向かった。屋根なんかなくても人は生きて行けるもんだ。

かぜを探してというと浜田省吾の歌みたいだけど実家で探して見つけた専大寄席の発表会の時に発行した機関誌かぜ第21号俺の代から3つ4つ下の代が発行したものだ。
おはやし「浜田よし子社中は懐かしい、発表会はいつも浜田よし子さんをおねがいしてたっけ。
補導出演は、技術顧問の三笑亭夢楽師匠のお弟子さん夢三四さんが出てるんだなぁこの方も若くして亡くなったんだっけなぁ・・昔夢楽師匠の早稲田のマンションに酒合丈さんや八海さん、当時の幹部の方々とお訪ねするとまず出てきたのがこの夢三四さんだったったっけ、当時は夢坊さんと言ったっけか・・この専大寄席の録音とか残ってないのかなぁ夢三四さんの落語録音とかないのかなぁ。
部員の似顔絵は、美化しすぎ





2013年8月3日土曜日

探せば、けっこうあるもんだ。「いい人」とは自分に都合のいいひと、・・落語「狸鯉」

だいたい、ここんとこ星座占いが最悪だった。
9月の敬老会イベントに落語家さんを呼ぼうとしたら・・・・・町長から待ったがかかり・・・地元の伝統芸能を呼べ・・・ついでに俺の知ってる津軽三味線演奏家も呼ぶようにとのことで・・・・・敬老会で寄席芸能をという私の密かに進行させていたたくらみは失敗した。

まあ、昨年の敬老会も、イベントの数日前にホールの冷房が故障して・・スポットクーラーは、手配できず大型の業務用扇風機5台何とか借りてフル稼働させたけど・・・熱い空気がどよ~ん・どよ~ん流れるだけの・・・・・そんな敬老会だったもんなぁ・・・・・高齢者決死の覚悟の敬老会


ここんところ、福祉関係の無理難題が多い・・・・・・・・・・知的で精神の障がい者が「お父ちゃんに殴られた」と親切な高齢者施設に飛びこんでくる・・・・・福祉の人は・・・みんな「いい人に」なりたいから・・・・親切にやさしく対応する・・・・・・・でも、お父ちゃんは、乱暴者でアル中毒気味でも娘は殴っていない・・・・てんかん発作と妄想によるものらしい・・・・・・ほんとうは、施設は「ここはあなたの泊まれるところではないの・・・出来ないことは、出来ないと・・・説明し対応しなければいけないんだと思う・・・・みんな「いい人」になりたいんだろう・・・・追っ払えない何とかして!・・・・と言ってくる。
知的に障害があり・・・・自分の思いに忠実な彼女は・・・・優しくしてくれる居心地のいいところが・・そこにあることを、おぼえれば・・・・・怒られてばかりいるお父ちゃんと何とか仲よくする方法や一人で生きていく方法をきびしく教えてくれる人よりも・・・居心地のいい優しい・・・でも、最後まで面倒をみてはくれないところに逃げ込もうとするだろう・・・・・「いい人」になりたい人は「悪役」をやりたくはない・・・・。「いい人」とは自分に都合のいいひと・・・のことだと、死んだ落語家が言ってた。


昔の落研の方々に、昔の落研の録音とか資料とか、押入れの隅とかにないですか?・・・と、聞いたてまえ・・・自分も探してみっか・・・と、実家に帰り・・実家農家だもん・・・納屋に30年前に東京から戻った時の荷物・・段ボールに入った当時の本とか・・・あったはず・・・・探してみれば、出てきたりするもんだ・・・・・見つけました・・・・・・・・

・「サンタフェ」宮沢りえ写真集・・・・篠山紀信さん撮影・・・

あ!こんなの探してたんじゃないや・・・・・・昔、落研の対外発表会「みな好き会」の時に会場で配ったパンフレット代わりの機関誌?・・・「与太郎」・・・・15号・16号・17号・・・・当時の落語界の話とか・・・落語研究会に入部した感想とか・・・・・たわいもない・・っちゃたわいもないことだけど書いてある・・・・・・B5サイズで・・・ガリ版刷り・・・・今時ないよな・・・手書きのガリ版刷りなんて・・・・

・・・・もう虫食い状態・・・ボロボロです。

 
当時の代表 酒合丈 さんのあいさつ文


 
八海さんのーおたいらに― 正座の話とか、楓さんの「落語について」とか・・・美恋さんの「クラブ観」なんかが載ってる・・・・17号には、伝助さんの「名人芸の崩壊」―桂文楽の悲劇ー・・・なんていう一文も載ってる・・・・これは、伝助さんお持ちかなあ・・・・いいや、コピー送って差し上げよう・・・
あーーーそうか、この「与太郎」17号・・・17回目のみな好き会で・・・・俺は、たぶん今は無き「山野ホール」で、生まれて初めて部員以外の方の前で落語やったんだなあ・・・・・落語「狸鯉」・・・・・狸が出産祝いの手土産がわりの鯉に化けて・・・・・ひと騒動・・・・・・狸の金は八畳敷き・・・・・私は子狸なんで・・・・ほんの四畳半・・・・・・・・俺は、この頃から金玉もの好きだったようだ・・・

当時の俺の一分線香即席噺も載ってた・・・・・「お前!おならするなよ!」・・「へっ?」
まあ・・・こんなもんだな・・

紋付だぜ!


これが、桂 小文治Tシャツだ!