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2012年8月8日水曜日

「交渉・折衝能力向上」研修と落語「子ほめ」と肌荒れを防ぎ、キメを整える「ガマの油」


筑波山に行くとですね・・・
いやだ!いやだ!・・と言ってるのに、総務課のマキちゃんが「駄目です。お金払ってしまってるんだから、行って下さい!」・・・というわけで・・・

渋々、行ってきました「交渉・折衝能力向上」研修・・・管理職のための研修だそうだ。
座学で・・・・何とか研究所の講師先生の講義を拝聴する。

相手の心理の読み方
中国の古典、「論人」より(呂不葦 ろふい?)からの引用で「八観六験」
①これを喜ばせて、その守りをためす
②これを楽しませて、その偏りをためす・・・・・・・・

なんだかなぁー・・・要するに、相手を喜ばしたり、楽しませて・・いい気持ちにさせるのが交渉には、良いってんだな。

ロールプレイング、なんて言うのもやらされた、施設建設の為の用地の買取交渉の設定で、交渉を渋っている相手の家を訪問して交渉するという・・・寸劇芝居のようなもの・・・
こっちは、せっかちな性分・・・・・訪問するやいなや、本題を切り出す・・と・・・
講師先生より駄目だし。

「あーーーそこは、いきなり本題に入らないで・・・相手方との関係をいい感じにするためにも・・・世間話なんかから入った方がいいですね・・・・・・話題に困ったらキーワード「は・な・し・か・た」
は・・・・は、「流行」(はやり)
な・・・・は、「仲間」
し・・・・は、「趣味・仕事」
か・・・・は、「環境」
た・・・・は、「食べ物・(グルメ)」「旅」なんかもありますね・・・そんな話題で攻めろなんだそうだ。

なんでぇ・・・「仮に相手が、商用で西の方に行ってたとすると・・・・どうりで、お顔の色が黒くなりましたね・・・・・・・・あなたなどは、元が白いのですから・・」・・・・・ってやつ落語「子ほめ」じゃねーか

ガマの油売ってるんですが・・その効能は、ヒビ、アカギレ、霜焼けに火傷、金そうに切り傷、出痔、イボ痔、切れ痔、走り痔、脱肛痔。横根、雁瘡瘍梅瘡、打ち身、くじき、腫れ物一切、下の病に効能が・・・・無いようです。「肌荒れを防ぎ、キメを整える」となっております。



世辞の一つも言って相手をいい気持ちにさせて・・・いっぱい飲ませるか?・・用地手放すか?
確かに・・・世辞・・・世渡りの都合上、腹にも無いことも、平気で言う・・俺もそんな親父になっちまった。
腹にも無いことも、平気で言って相手をいい気持ちにさせて・・・・仕事をもらい・・・振り上げたこぶしも引っ込めてもらったこともある。

昔、町長と酒を飲み、「町長さんの前で恐縮ですが、・・・・なぞかけをやりまーす。・・・」
「俺等の町で見せたいものは・・・とかけまして・・・盲腸手術で、お腹を開いて中を見た医者が驚いた・・・と、ときます。・・・盲腸手術で、お腹を開いて中を見た医者が驚いた。ととく・・・その心は・・・・・腸・・腸・・・町長がすばらしい!!」

歯が浮くね。・・・でも、落語はさぁ、俺の勝手な思い込みかもしれんけど・・・・・大なり小なり世辞は言うけどね、必要だけど・・・・ほんとはね、そんなものはさ・・・・どっかで、笑っちゃってるんだよね・・・・・・。腹にも無いこと言ってんじゃぁねえってさ・・・・・・・・俺、今は、真面目な顔して世辞も言うけどさ。・・・・・あのころ・・・落研で・・・子ほめ 聞いてたあの頃は・・・確かにそう思っていたもんさ。世辞なんて言うやつ、どっかで笑ってた。・・・・すっかり大人になりました。

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