「第7回げいぶん寄席」に行ってきた。
水戸市の常陽囈文センターで定期的に行われている社会人落語の落語会であります。
社会人落語日本一の「二松亭ちゃん平」さんを中心とした二松学舎大学落語研究会OBの他、関東近辺から手弁当で参加される入場無料の落語会、社会人落語としても演者のレベルは、高いと思います。
会場近くの旧県庁舎で満開の桜のもと、「ふれあい祭」のイベントが行われておりました。
毎度、ロビーの受付には、出演者の水戸ヤクルト社長あての御花が・・にくいよぉ社長 |
そして、開演・・・・・・・・
二松亭若大将・・・・・・「出来心」
空き巣に入った新米の泥棒が食べる鰹節のだしの効いた「おじや」美味しそうななんだ、
何でもかんでも「裏は花色木綿・・・・」
以前、俺の姉の嫁ぎ先の近所一帯にも空き巣が連続して入ったことがあった、捕まった泥棒は姉の家にも入ったと思うと白状したが、・・・・・姉の家では、盗られたものが特になかったという・・・・喜んでいいのか・・あまりご近所に言えない事件があったと、姉が笑いながら話してくれたっけ
二松亭風林火山・・・・・・・・「後生鰻」
恰幅がいい方なので・・・・・・「安心してください・・・帯してますよ・・」が大爆笑。
「・・・・・・・なんてぇことをするんだ・・・」が、三遊亭圓生師匠のイントネーション・・・・いろんなとこで笑いとるなぁ・・・
下げは、さすがに後味の悪い赤ん坊、川に放り込むやつでなく、おかみさんを放り込むパターンでやってた、こっちの方が笑えるな。
有難亭良磁緒・・・・・・・「道具屋」
「有難亭」といえば、・・・梅八先輩が行方市だっけ、・・・稲敷の方で、三遊亭圓窓師匠に師事してやってる社会人落語の集団・・・・・そして、茨城放送のアナウンサー・・・今もアナウンス部局にいるのかは、知らないんだけど・・・・・・カバラさん
しょんべん出来ない股引(ももひき)のあたりで、「ひょろびりの股引」とか・・・「あーっ!そっちのションベンは出来ますよー・・・・」とか短刀を抜こうと与太郎が引っ張ると客が引っ張られる・・・客が引っ張るときは、与太郎が引っ張られる・・・・それに会話がのっかてく・・・・とかの下りでもっと笑いとれるのに、もったいない・・・・・・・・与太郎の造形は、明るく愛嬌があって憎めない方がいいなぁ・・
二松亭ちゃん平・・・・・・・「上野の釣り」
さすがに、教育者、「唖の釣り」ではなく「上野の釣り」でやってた・・・・・そうすると、役人に頭殴られたあと、喋れなくったったことを役人が納得することの理由づけをまくらで虫歯治療の話を入れることで、説明してた。・・・・・熱演の模様を何枚か・・・
鯉 |
「与太郎」のネタかぶりだけど、こっちの与太郎は、明るく元気だ。
「くすぐり」も隙あらば、入れてくる・・・・・面白かった。
―――――――――― 仲入り ――――――――――
好文亭文文・・・・・・・「みどりの窓口」
相変わらずよく通る声で、さわやかな落語・・・・・立川志の輔さんのこの噺もよくできた噺なので200人を超えるお客にも良く受けてた。・・・・・・・・ほぼ、日本縦断する切符を買いにくる老夫婦・・・・も志の輔さんのような、だみ声ではなくさわやかで、・・・・・・ 切符が入ってる箱を開けろと難癖つける威勢のいい親父もさわやかだ。・・・・・・帰りにヤクルトもらったから言うわけでは、決してない。
今回は、ヤクルト400と冊子をいただいた。ごちそうさまです。 |
ぼんぼん亭遊月・・・・・・・「一文笛」
亡くなられた桂米朝師匠の創作落語・・・・昔、速記・・・・文章で読んだことがあったが、上方落語だったと思う・・・・・江戸弁でやってた。・・・・・・今回のお客さんもじっくり聞き惚れてた・・・・
奇麗なお辞儀だ |
ご本人も奇麗な姐さん・・・噺にあう |
楽しい落語会だった、・・・・・・・この落語会は、いつ来てもはずれたことがない。
そんで、最近の話。
私の知ってる人の彼女・・・・同世代だ、
知ってる人が、ベットで抱き着こうとしたら・・・・「服を脱いで裸になるのが面倒だ。」・・・「第一、あんたは服を脱がすときは一生懸命だけど、着るときには手伝おうともしない」・・・・・確かに・・・・・(そーっとおっぱいなど触ろうとすると・・・・)「これは、私のものだ・・勝手に触らないように・・・・自分の触ってろ」・・・・・・・と言われたとのこと。・・・・・・・・・でも、知ってる人は言ってた。「大好きなんだよね」・・・・・・・・・聞いた話。二人は幸せに過ごしてる。