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2013年7月25日木曜日

俺のミッション・インポッシブルと夜の新橋駅、落語「お化け長屋」ふたたび・・

私のエロビデオ・DVDライブラリーは、衣類なんかの収納に使うポリボックスに入れて2階のベランダに山積みしてあった。

 ある日、仕事を終えてアパートに帰るとアパートの外装の塗り替えがあるとかで、周囲にぐるりと足場が組まれて、私の2階の部屋のベランダに通じるアルミサッシの引き戸・網戸には、外のベランダ側から厚手のビニールシートが一面に貼られてガムテープ止めがされていて、部屋の中からベランダに出ることが出来ない状態になっており、部屋の郵便受けには、大家さんからの一通の手紙が・・・

「前略
お世話さんです。大家でーす。明日、アパートの外装の塗り替え作業とベランダの床の防水加工もしますので、ベランダのお荷物を移動して下さーい。・・・・」と言った内容。

ひえーっ!!「本日中に?・・・しかも、目張りされて部屋からベランダに出られないのにー?」

その晩、むし暑いとあるアパートの周りに組まれた足場をよじ登り・・・
外からベランダに飛び移り・・・
ポリボックスに入った「団鬼六 縛りものシリーズ」とか「悶絶 海女(あま)シリーズ」とか「人妻 不倫旅行シリーズ」なんぞというビデオをベランダから足場へ・・
・また、ベランダから足場へ・・足場から下へ・・・
仕事帰りの8時過ぎに・・・汗、ぐっしょりかきながら・・・インポッシブルなミッションを・・怪しい動きを繰り返すおっさんの姿が・・
・(俺は、トム・クルーズか?)・・・時には、落っことして・・団鬼六さんが下の駐車場に散乱して・・・あわてて回収したり・・・

で、思い出す。物置代わりに使ってた長屋の空き店・・あきだな、一軒家を・・・大家に言われて、あけるのは面倒だ。と・・・借りに来る人を怪談話で追い返す・・・落語「お化け長屋」・・・・・強引な引用・・ですいません。

都内に大雨警報も出た、新橋の内幸町ホール「桂 小文治 十八番創りの会」見に行ってまいりました。
先日、ブログに専修大学落語研究会の発表会「みな好き会」を観に行ったけど、補導出演の桂 小文治 さんの落語「長短」・・途中からしか聞けなかった・・残念。と書いたのを・・たぶん読まれた世の助さんが、余った招待券を1枚送ってくれたわけで・・・世の助さん、ありがとうございました。

たっぷり、観させていただきました。・・・で、この日の噺の一本が「お化け長屋」・・やっと、たどり着いた。・・・・小文治 さんは、長屋の空き家を借りに来る人を追い返す理由は、空き家をつくっておくことで大家に店賃の値上げをさせないようにするんだという理由づけでやっておられました。

 その声で・・そのトーンで話されるから笑ってしまう・・ってことありますよね。ハイトーンボイス・・・顔芸・・じゃないけど・・その表情も・・すげー熱演で・・所作もきれいでいい形・・・・録音なんかじゃなく・・やっぱり高座でみるべき噺


目立った高校生?集団 白が飛んでますが小文治Tシャツ着てました
満員の客層は・・・・おおむね高い年齢層・・・昭和から平成への名人上手をたくさん見て聞いてこられた世代の方々なんでしょう・・・・奇をてらったくすぐりなど望んでいないような・・・落ち着いた反応がありがたい。俺も落ち着いて聞けて噺の世界に熱中できる。
この、「小文治十八番創りの会」へのとっくみ方が評価されて芸術祭の賞かなんか、いただいたんでしょう?・・・・・・・・お客さんと一緒に創りあげてこられたんでしょう、いい独演会ですよね。下座の三味線もおかみさん?・・・・生演奏・・いいっすよね・・・・おかみさん、開演前のロビーで販売中の「小文治Tシャツ」・・・・・紋付ですよ・・・・・を、着てご披露なさってた・・・・
優等生的・・・と、評されている人もいたけど・・・・・・俺はいい時間だったなぁ・・・・伝助さんも言ってた「ほどのいい」落語・・・・・

伝統的にある噺を壊すことから、始める落語家さんもいるし・・・その昔からの噺をそのまま、でも深く・・・掘り下げる噺家さんもいる・・・・いろいろあっていいんだと思う・・・・俺たち客はわがままだ・・・でも、この時間を・・・・この落語にどっぷりつかっている時間が楽しければそれで満足。

小文治師匠・・・真打のもう一本の噺は・・・「唐茄子屋政談」・・・・・牛じゃないけど・・・もったいないので・・・しばらくは反芻して・・・思い出して噛みなおして・・・・楽しむのであります。

2013年7月14日日曜日

神田で乗り換え、中央線快速・・・今年も、歌舞伎町で「みな好き会」・・・びゅんびゅん振ってくる落語「三方一両損」

仕事が終わってから、特急スーパーひたちに飛び乗っても・・・開演時間の6時には間に合わない。
昼間の汗が、電車の冷房で引っ込んでも、乗り換えのホームでまた、吹き出す汗・・汗・・・

上野・・・神田乗り換え・・・・中央線快速

君の家の方に 流れ星が落ちた・・・僕は歯磨きやめて・・・電車に飛び乗る。
今頃君は、流れ星くだいて・・・湯船に浮かべて 僕を待ってる・・・
走り出せ中央線・・・・夜を越えて・・・僕を乗せて・・
・・・・・・・上条恒彦さんの歌うバージョンの「中央線」・・・・思い出しても・・暑いものは、暑い。

新宿駅東口・・・歌舞伎町方面に出る・・・歌舞伎町2丁目へ・・・・呼び込みのお兄さんをかわして・・・西武新宿線沿いを歩く・・・汗がどんどん出る・・・・首回りがべたつく・・・・仕事終わった週末に何やってんだか・・・俺は・・

新宿永谷ホール・・・6時40分頃に飛び込んだ。
専修大学落語研究会顧問・・・桂 小文治さんが・・「長短」をやっている・・・・ちょうど2服目の煙草の火が、左のたもとに飛び込んでいったところ・・・今年は、小文治さん聞けた。うれしい。
あれ、ちょっと声が出てない気がするなぁ・・・・また、のど痛めてるのかな。・・・
「・・・だから、おせえねえ方がよかった」・・・・・あっという間の下げだ・・・・・もう少し早く来れれば・・・もっと聞けたのに・・・・

代って、女性の学生さん・・・松風亭林檎(りんご)さん、・・・・・・・・・「崇徳院」
NHKの朝ドラ「ちりとてちん」をみて落語が好きになった私・・・・もし、今頃影響受ける年代だったら、海女さんになってたかも・・・・縁は不思議なもので・・・・という枕・・・導入部分。

・・・・・・とても「みな好き会」に出たかった。・・・・とも言っていたな・・・・黒門祭とか鳳祭とかの学園祭は、校内寄席であるんだろうけど・・・・学外の一般ホール借りての発表の場は・・・専大寄席とか落語長屋とか部員の地元を回る「3年の会」なんて、やってないんだろうから・・・・たぶん、この「みな好き会」だけだろうからなぁ・・・・・・頑張って続けて・・・しかも、それに出たかった・・という素直な心意気・・!偉い!・・・と、思います・・・・っつて、俺が思っても何の役にもたたないんだけどね・・・

俺がもし学生の頃だったら4畳半のアパートのこたつの向こうっ側でしゃべってるのをみかん食べながら聞いてるんだったら幸せに聞ける落語だよね・・・・ほめてるんです。・・・・「崇徳院の歌を残した名前もわからないお嬢様・・・・もし、見つけたら、今住んでる三軒長屋をくれるという・・・・この、「三軒長屋!」というフレーズを心の支えに・・・・辛くなったら「三軒長屋!」・・・いいよね・・ここやりたかったんだろうなぁ・・・・・可愛いし・・・着物は、・・・きれいだし・・・ほめてるんですよ。

で、仲入りの  新入生紹介・・・・・9人入部して・・・・6人のみ紹介・・・・何があったんだ?

高座の前に6人が正座して頭を下げてる後ろで、当日の真打が口上をしゃべって、一人ずつ自己紹介・・・学部・学科と氏名と芸名と・・・昔は、ここで「一分線香即席噺」だったんだ・・・たとえば・・

「向こうから、剛力彩芽、武井咲、芦田愛菜の女優3人が歩いてくるけどさ、・・目の前の水たまり、またいで飛び越えられるかな?・・・・・」・・・「剛力あやめと武井えみは越せるだろうけど・・・・芦田まなちゃんは・・・・・・・股毛(またげ)ない。」

・・・・・・すいません。出した例が下ネタで・・・しかも、子供さんネタで・・・・
ともかく、現在の落研は、ここで「ダジャレを言います。」とか「物まねをやります。」とかね・・・・・いいんです。笑わしてくれるんなら・・・何でもありです。
・普段アイスは食べないんですけど・・・こんな(暑い)ときは・・・アイスを愛す。
・今度の車検は、なんでこんなに高いんだ!・・・・しゃけんじゃぁねえ!
等々・・・3本締めで〆て仲入り・・・・終了。

立川 談修さん・・・・専修大学落語研究会OB・・・・・・「ガマの油」
相変わらず丁寧なお辞儀で始まる。
真打になられたし、ご結婚もされたんだよね・・・・・

続いて、学生さんによる「いろもの」・・・・・・・・漫才
ほんとに、「いろもの」っていっても漫才の方が声も出てるしテンポもいい・・・ナイツ みたいな漫才やってた。

で、真打は、・・・・・「三方一両損」・・・きっぷのよさそうな兄ちゃん、長野県出身だそうだけど・・・松竹亭 嵐(ストーム)と読ませるらしい・・・

元気がいいのは、聞いてて気持ちがいいもんな・・
野球で言ったら・・・セオリー無視・・・ぶんぶん振り回す・・・・コースにきたら何でも振る・・ストレートなんかきたら特に振り回す・・・・当たろうが当たるまいが・・・力いっぱい振り回す。・・・たまには、当たる・・・・そうそれは、俺たちも学生の頃、感じた一席全力投球・・・・力いっぱい声出して、力いっぱい演じると素人にだってわかってくるくることがある・・・一席、力いっぱいやったからわかることがある。
プロのマネじゃない自分独自のキャラクター見つけることだってある。(素人だからうまく真似られない・・・ってこともあるけどね)
その言い回しは、江戸っ子口調じゃない・・とか、タンカの最中にセリフ噛むな・・・とか、そんなことは、関係ないんだ・・・一席全力で駆け抜ける・・・・やりたいようにやる。それが学生落語なんだと思った。・・・・・・・いいもの、思い出させてもらいました。・・・・っても現役部員さんは、こんなブログ見ることはないだろうから・・・遠くで応援。

何のために・・仕事上がり・・・・くたくたのベトベトのおっさんが、水戸から新宿、歌舞伎町くんだりまで出かけってたのか・・・行っちゃたんだからしょうがない。・・・・ただ、7月だけど・・・途中からだったけど、みな好き会・・・・まだ続いており・・・・昔の匂いも少しだけ・・・・・行ってよかったです。












2013年7月2日火曜日

坂道のおっさん、と和泉多摩川で迷子、落語「堀の内」

最近、好きな小噺。
熱海五郎一座でやってた「北朝鮮小噺」
「北朝鮮のサンドイッチはチーズ1(いち)にハム2だ!(ハムニダ)

休日出勤の分の代休をもらえたので、電車に飛び乗る。9時頃にスーパーひたちに乗れば12時前には、小田急線の生田に着く・・・・・近くなったもんだ・・・30年前が思い出せないほど駅は変わってしまったが・・・・駅前を出ると世田谷街道?・・・このあたりは少し覚えている・・・・・駅前の八千代庵という蕎麦屋に入る。
学生の頃よく通った。新宿のNCホールだったかで7月頃、落語会があってサービスで貰った「ほおずきの鉢植え」・・・ほおずき市のころだったのか・・・貰って帰ってきたけど・・どうせアパートで枯らしてしまうならと、蕎麦屋のおばちゃんにあげたら、かつ丼の代金・・・・・・「今日は、これ貰ったからいらないよ」・・・・・「落語頑張ってね。」と、言われたことがあったっけ・・・

何を頑張ればよかったのか・・・・・・でも、今まで何とか生き延びてます。

・・・・30年ぶりに店に入ると・・・さすがにおばちゃんはいない・・・亡くなってるよなぁ・・たぶん。30年だもんな・・・今は、代変わりして・・違うおばちゃんが注文を・・・・何にします?・・・・かつ丼ください。

12時をまわったら、「うん!う~ん!・・・」、「うん!う~ん!・・・」という声が、自分の意志で止められなくなってるお爺さんとか、定年後に夫婦でウォーキングを始めました・・・みたいな初老のご夫婦とかの、じいさん、ばあさんが入ってくる・・・・テーブル4つの小さな店は、この年代が、常連さんらしい・・・・ごちそう様・・800円払って店を出る。・・・旦那さん、脳いっ血やったのかな・・・左半身に麻痺が見える・・・体が不自由だったことに気がつく・・・頑張ってください。

こんな階段が3か所続いて、やっと頂上・・・伝助さんも昔登った。
30年前に毎日、登っておりた、あの階段、坂道を登る。・・・・この先にアパートがあったんだ。
こんなに、すごかったかなぁ

現在は両側にマンションや新築住宅が建て込んでずいぶん狭くなった気がする・・・・・・昔は一気に駆け上がったこの坂道の階段を・・・・今は、休み、休み登る。・・息を切らして登る・・・汗をだらだら、ペットボトルの水をがぶがぶ飲んで、むせかえりながら登る。

昔は、ここを毎日、往復・・時には2回、3回と登ったる降りたりして、・・・・確かに、ここで何かが始まったことを思い出す。・・・・大丈夫だ。まだ登れる。へろへろになったけど、いつだってここへ戻ってこれる・・・やり直せる・・・ここを登り切ってみせるぜ。

なんてなことを考えてる・・その脇を・・・ひらひらの薄手のスカートはいて日傘をさした若いおねーちゃんがスタスタと追い抜いて行った・・・・やっぱり、もう若くはないか・・・・しゃあない。


そんなことを確認して、生田駅から新宿方面行き各駅停車に乗る玉川渡って和泉多摩川駅で降りる。
登ったら降りる・・・膝が笑う
相変わらずの梅雨の晴れ間、暑い昼間の太陽を受けながら、汗だらだら、水がぶがぶ飲みながら歩く。
・・・・・・・何処へ・・どこへ・・・行こうとしてるんだ?!

狛江市猪方*** 春泉荘  でも住居表示が?・・・・めっからない。

「あのー・・・・私、の行くとこどこでしょうー?」
まるで「落語 堀の内」であります・・

ほんとに、そそっかしい人間なので・・・昔の落研部員名簿の住所だけメモしてきたもんだから・・・・狛江市の住居表示が変更になってて・・猪方・・という町名は残ったけど、**丁目**番地**という表記に変わってることを調べないできたもんだから・・・変わってしまった街並みの中、「春泉荘」は、見つけられませんでした。

弥っ太さんや牛丼君に報告したかったけど・・・まあ、・・・しゃあないか。
喧嘩したり・・・泣いたり・・・・雑魚寝したり・・・いろんなことがあった・・・・あの、伝説のアパートは、思い出の中に残しとこう。




 

2013年6月14日金曜日

取り返しのつかないエラー?・・・落語「居酒屋」と・・・今度は、おごらしてください。

大洗にいたカップル・・梅雨の晴れ間
野球の江夏豊さんがいつかテレビで話してた。
高校野球の地区大会、3年の決勝かなんかの試合で最終回で打ち取ったはずの外野フライ・・・・そんなばかな・・の、外野手の落球・・・サヨナラ負け・・・それが、高校最後の試合で・・・

歳を重ねて、その時のメンバーが集まって飲む・・・・その度に、そのエラーの話が出て・・・・エラーした選手だった友達が泣くんだそうだ・・・・

プロ野球があって・・・・高校野球や社会人野球もある・・・
プロの落語家がいて・・・・・落語研究会・・・落研・・があってもいいと思っている・・・もちろん分をわきまえて・・・だけどね

落語家の前座修業は・・そりゃー大変だというけれど・・・・サラリーマンの営業回りや殴られても殴り返せない教師の生徒指導だって・・・・面と向かって「税金泥棒」と言われながら「はい、はい・・」と仕事する地方公務員も・・・・それぞれに・・それぞれの場所で・・・それぞれの方法で頑張っている。・・・・・・・・・・・・・でもさぁ・・立川談志も・・・古今亭志ん朝も・・・三遊亭円生も・・・・生で見たことはないけど桂文楽も古今亭志ん生も・・・・あんな噺してたら死んじゃうよなぁ・・と思ってたらやっぱり死んじゃった桂枝雀も・・落語家さんはかっこいい。すごかったもんなぁ・・

メモ帳には伝助さんに聞いとくべぇ・・と書いてある
水戸で伝助さんと飲んだ・・・・・俺は、ウーロン茶だけど。

「宮下へお掛けなふぁーい」・・・・・・先代の三遊亭金馬・・・「居酒屋」・・・大神宮様のお宮の下の席は・・・・あいてなかったけど・・・・「出来ますものは・・つゆはしらたらこぶあんこうのようなもの・・ぶりにおいもにすだこでございます、ふぇーい。」・・・・・小僧さんは、こないけど・・おねーちゃんが注文を・・・・

・・・・伝助さん何にします?・・・えーっと・・最初にビール生中で乾杯すると、ひと品半額サービス?・・・ひとりがウーロン茶だと?・・・・だめ?・・・・・と・・・伝助さんにビール2杯お願いします。・・・・・あとは・・その半額になる「ハムとベーコンのチーズフォンデュー」・・・なにそれ?・・・・
「もちもちの揚げ出し豆腐」と「ホッケの焼き魚」・・・・・そんなとこで・・・はぁービールは続けて持ってくんじゃなくて・・・2杯いっぺんに持ってくんのね・・・いいけどね。・・

ほんじゃぁ!(ビールとウーロン茶で)乾杯・・・・・カチン。

そっから・・・・3時間落語と落研の話。

これに溶けたチーズつけて食べろってか?・・半額
出てくる、出てくる・・・「たがや」・・・「らくだ」・・「猫の災難」・・・「豆屋」・・・・桂小文治さんの「シラミ茶屋」・・・「殿様団子」・・・「牛ほめ」・・・1度は自分でもやってみるべきだぜ、みんなの好きな「芝浜」・・・・金原亭伯楽?・・・いいじゃない・・・・・柳家三三 ってどうよ?・・・春風亭一朝・・春風亭一之輔ですかね・・・・・桃月庵白酒も好きよ・・・・入船亭扇辰・・・立川談修、どう思います?・・・

あっという間の・・・3時間・・・・楽しかったです。伝助さん。ごちそう様でした。



2013年6月3日月曜日

金玉のでかいおじいさんは・・・「落語 抜け雀」・・・かなちゃんが泣いている

フラワーパークのばら・・・金玉の話には関係ない
以前にこのブログに書いた・・・金玉のでかいおじいさんのその後・・・
鼠径ヘルニアで金玉でかかった、うそ泣きを得意技とする、気に入らないことがあると、「帰るんだー!」と関係者を困らせるだけ困らせ・・・・でも、みんなに「しよーがねーなぁー」と言われながら・・・どっか憎めない、おじいさんは・・・施設から病院に転院し鼠径ヘルニアの手術を受け・・・金玉が小さくなるとともに・・・急激に弱っていった・・・・弱ったからと言って・・・・油断はできない・・・・

体に着けられた延命措置の管や点滴を・・・・自分で引き抜き・・・・・吐いたおう吐物を両手でベット周辺にまき散らし・・・・・彼にとっては、延命措置の意味なんてわからない・・・そういうものが不快だからそうするんだ・・・たぶん・・・またまた、みんなに「しよーがねーなぁー」と言われながら・・・あたりまえに・・・・亡くなった。

たぶん、向こうに行っても・・・おじいさんのことだから・・「帰るんだぁー!」と言いながら、閻魔大王や鬼たちを困らせているんだろうな・・・あなたの80数年・・・いろんな人が心配して、世話をしてくれたんだぜ・・・・向こうであったらちゃんとあいさつしないとね・・・・もう、帰れないんだからさ。


大子町の常陸よさこいソーラン踊り・・静かな通りに・・踊りの波
4月20日に柳家喬太郎独演会 多賀市民会館に行った。(もう6月なんだけどね・・)
前座さん出さないで・・・開口一番に喬太郎さんが上がったんだけどさ・・・落語「花筏」・・・・・で、終わって降りるでしょ・・・・次に上がったのが・・去年も日立に来た入船亭辰じん さん改め 小辰 さん・・・前の喬太郎さんが座布団返してないし、めくりも喬太郎のまんまだから・・・小辰さんが自分でめくりは直したものの・・・座布団はそのまま座って・・・・「金明竹」に入る・・・・・いいのかなそれで・・・・噺は唐傘だの猫の断りあたりは端折って・・・・・加賀屋佐吉さんの使いの人が訪ねてくるところから・・・・きちんとやってる分だけ・・・・・座布団返ししてないんだよなぁー・・・・・気になる。・・・・下げて降りるときに、座布団返して・・・・・めくりめくって・・・・・

続いて喬太郎さん上がって2席目・・めくりと座布団返しの件、謝って・・・・新作「夜の慣用句」かな(ツボにはまったのかな・・一人のおばさんが笑う笑う・・・異様に笑う・・そこで笑うかな?ってとこでかん高く笑うもんだから、ほかの客が引く引く)・・・

ーーーーーーーーー 仲入り ----------

喬太郎さん3席目・・・・まくらで懐に手を入れたとたん・・・・・皆さんも驚くと思いますが・・私も驚いた・・・・タバコとライターが入ってました・・・・・(仲入りで喫煙所でタバコ吸ってそのまんま懐に入れて高座あがっちゃったのね)・・・・・・・噺の途中で何度も痰を切るような咳をするのが、いろんな登場人物で、出るから気になった・・・・・タバコ吸いすぎかな・・・・・舞台そでにタバコとライターをほおって・・・・噺に入る・・・「抜け雀」・・・・描いた画像から生きた雀が抜け出す・・名人噺・・・でも、個人的には親を駕籠かきにした。っていう下げはあんまり好きじゃない。

画像から抜け出すって言うと・・・・・・・今お付き合いしてる、方から借りた20年前のビデオ・・・新宿のビデオ屋さんにカビ取りとDVDへのダビングを頼んだのが終了して・・・送られてきた。
初めて見る「かなちゃん」は、3歳・・・・真っ白なワンピースに赤の水玉の入ったお洋服が可愛い・・・まとわりついてくる1歳下の弟は、噛みつき攻撃で撃退して泣かしている・・・ふっとい眉毛と難しい顔をしてるけど、カメラに気が付くと一生懸命、首をかしげながら笑おうとする・・・・画面の隅っこで、お兄ちゃんと弟をじーっと見つめながら、ちょっと難しい顔をしている。

20年前のビデオだから、現実には、かなちゃんは23歳か・・・きれいな御嬢さんになっている。

俺は、父親になることは、・・・・たぶん求められてはいない。
りっぱに成人した子供さん方には、・・・・お父さんが、そばにいない君たちには、味方がひとり少ないから、必要なら味方になる・・・とは、言ってあるが、その必要は多分・・・・ない。
お母さんとは、お付き合いさせてもらっていても・・・・・「そして、父になる」・・・ことはない。

でも・・・20年前のビデオの中で・・かなちゃんは、大きなひとみから、ぽろぽろと涙を出して泣いている。
理由はわからないけど・・・悲しいことがあったのか・・・3歳のかなちゃんが泣いている・・・・それを見ながら俺も泣いてた。

2013年5月15日水曜日

あの頃の下北沢、羽根木1丁目と、あした順子・ひろしはアダルト?落語「二人旅」

足利フラワーパークの大藤
「あした順子・ひろし」の漫才のDVDをアマゾンで注文しようとしたら・・アダルト部門に飛ばされて”あなたは、18歳以上ですか?”と聞いてきた。
・・・・・・・「あした順子・ひろし」さんは、アダルトなのか?・・・・・結局、品物の入荷が無いとかでアマゾンでは、買えず・・・・・・新宿のミュージックテイトーで買った。


ついでに行ってみたら・・・・下北沢の駅前が変わってた。
線路が地下にもぐるにあたって・・・駅周辺が大きく変わるんだなぁ・・昔、ピーコックの反対側に出て・・・何度か行った定食屋さん「千草」も店を閉めてた。・・・・・・風公君の母ちゃんがいたとか・・・ペコちゃんと飯を食べたとか・・母ちゃんさんから伝わってペコちゃんといたのが、風公君にばれた・・・とか・・いろんな思い出が・・・ある。
「ひとつせんめし、ありやなきや」・・・・落語「二人旅」か・・・「いちぜん飯あり、柳屋」・・・千草 は、なくなるんだな。

駅前をぐるーっとまわりながら・・・・昔はジャズ喫茶?「マサコ」んとこの陸橋を上って・・・昔はサルがいたんだよなぁ・・・・京王線のホーム見ながら・・・・新代田駅方面へ・・・住宅街を歩いた。

雨の日に、新代田駅の羽根木に住んでた、にゃんにゃんと・・・猥褻な意味を持たない時代の秋田の娘・・にゃんにゃんさんね。・・と歩いてたら、彼女の白いキャンバス地の真っ白いデッキシューズが・・・洗った時にすすぎが足りなくて・・・・・・石鹸が残ってたのかな・・・・・歩くたびに、脇の空気穴からプシュ、プシュ・・と、真っ白い泡が出てきた・・・・二人で、「カニだ!カニだ!」と笑った。

貧乏学生には、ただ住宅街を歩くだけでも楽しかった。

何年か毎に・・・たずねる街・・下北沢駅で降りて歩く住宅街・・・・故郷に帰る前に住んでた街・・・・どんどん変わるなぁ・・・・・

2013年4月29日月曜日

猫の間・と、長生きの野菜・・・落語「二階ぞめき」

伝助さんがテープを送ってくれた。ありがとうございます。
なつかしい伝助さんの「牛ほめ」聞かせていただきました。
「ねこのあいだ」は、なつかしい・・・

上野本牧亭の録音であります。当時まだ月の家円鏡だった現在の八代目 橘家円蔵さんが補導出演してるので俺らが1年んの時の「みな好き会」か?・・・・技術顧問だった七代目の橘家円蔵さんが5月かな亡くなって・・・・新しい顧問が三笑亭夢楽になる前だから・・・円鏡さんは、これが最初で最後の補導出演・・・・・・こんな枕から・・「猫と金魚」やってる。

昔々、あるところに、お爺さんとお婆さんが住んでおりました。お爺さんは山に芝刈りに、お婆さんは川に洗濯に行きますと川上から大きな「サツマイモ」が流れてきました・・・・お婆さん、このイモを家に持って帰って、ふかして一人で全部食べてしまいました。お婆さんよっぽど食べたんでしょう・・・・大きなやつを一発ぶぃー・・・・・お爺さん、芝を刈らずに草(臭)かった・・・・

寄席で何度も聞いた・・・でも、おかしい・・。

昔々、あるところに、お爺さんとお婆さんが住んでおりました。お爺さんは山に芝刈りに、お婆さんは川に洗濯に行きますと川上からドンブラコ・ドンブラコと大きな「桃」が流れてきました・・・・お婆さん、このイモを家に持って帰って、お爺さんが帰ってくるの待っておりました・・・・なかなか帰ってきません。・・・5年、・・10年・・・・15年たってやっとお爺さんが帰ってきたので、包丁で桃をスパッと割ってみると・・・・・・中の桃太郎の・・・・・チンポコに毛が生えておりました。

くだらねぇー・・・でも、笑った笑った。

1年生紹介で・・例の自己紹介、一分線香即席噺・・・・型どおり、きちっとやっております。
2年の最初に退部しちゃった「楽家にゃんにゃん」の声も聞けた・・・
「長生きの野菜って知ってる?・・・・・百歳(白菜)」・・・若い懐かしい声だ。

3年生だった風神さんの中入りの演者紹介の声もあった・・
落ち着いてんなぁ・・・・・余興の仕切りなんか、ほんとにうまいよなぁ・・ほんとにキャバレーの呼び込みみたいだ・

当時、人気絶頂・・・落語四天王のひとりに数える人もいた月の家円鏡さんが出てるせいなんだろうな・・この落語会全体が高揚してるもんな・・・・・ある意味、うちの落語研究会の転換期だったのかもしれない・・・・・伝助さん・いい記録残してくださってありがとうございます。

落語に「二階ぞめき」ってあるじゃん・・・吉原・・遊郭が好きで好きで・・とうとう二階に吉原を作っちゃう噺

俺も作りたいな・・・二階に落研の部室・・・・テーブル席の部室と・・・正座のできる畳敷きの和室の部室と・・・・そうだ、バイトあけに終電までしゃべりこんだ「にゃんにゃん」の3畳一間のアパートと・・・・なぜか大家さんちの家の中にあって、玄関入るとまず大家さんの居間が見える・・・部屋のドアを開けると、なぜかちゃぶ台ぐらいの高さのテーブルがあり、それを乗り越えて部屋に入る・・・しかもなぜかドリフターズみたいな大きな「かなだらい」(洗面器の親分みたいなの・・・ほら、産婆さんが子供とりあげるのに使いそうな・・)が、あった風公君のアパートも・・・・みんなで雑魚寝した先輩から代々ひきついで借りてた牛丼君の狛江のアパートも・・・伝助さんや牛丼君、扇松君、露漫さんなどなどの雑魚寝姿付で・・・・・、

いま、お付き合いさせていただいている方のご長男が結婚する。
いろんなことのあった、旦那さんと別れてりっぱに学校を卒業させ・・・就職し・・・あとは結婚なんて心配することもなく・・・子供さんは、かわいい娘さんと結婚する。

母親としては、いろんな思いもあるようだけど・・・・・俺はお母さんと結婚できないうちに・・息子さんに先を越された。・・・・追いつけるだろうか・・
母は、前の旦那さんの写真などは家を出るとき、みーんな処分してきたと話していた・・・でも、若い嫁さんは、夫になる人の子供のころの様子知りたいだろうし・・・俺も、知りたい。なんか無いのか聞いたらホームビデオの映像があるらしい・・・でも撮ってから20年、見ないでそのままだから、テープにカビが生えてる、第一見るためのビデオデッキがないとのこと・・・・もう今はDVDとかだもんな・・・とりあえず貸してと頼む。

借りたビデオテープ10数本・・・カビのひどいのは、手におえないので専門業者にカビ取りとダビングを頼む・・・・・結構高いので、半数だけ頼む・・・残ったテープを自分でDVDにダビングしてみる。
運動会や幼稚園の卒園式・・・子供さんはお母さんに似てかわいい・・・こうゆう映像は子供さんに残してあげるといいよなぁ・・・・・お母さんも若い・・・俺の知らない年代の・・・若いかわいい、一生懸命の子育て真っ最中の・・・・お母さんは観ていてまぶしい・・

ただ・・・見たこともないおっさんが出てくるんだ。・・・運動会の親子競技・・・・
夏休みの海岸・・砂浜・・・子供さんの手を引いた・・・・・このおっさんが・・・・初めて見るお父さん・・・だった人・・・・じゃない・・・現在もお父さんはお父さん。よくみるとお父さんの体型と子供さんの体型・・似てるんだよね・・・・・親子だもんな。・・・かなわねえなぁ・・・・どっかにいるんだこの人。・・今も

みんなが忘れたことは、なかったことと同じだから、覚えておいておくれ・・・と、落研のことは、昔のみんなに頼んだ。

だけどさ・・・・だけどよ・・・矛盾するけど・・・忘れてくれねーかな・・・・無かったことにしてくれねーかな。
俺が登場することのない時代の・・・・写っているこのビデオ映像。
わかってるんだ・・・俺がどう頑張ったて・・・この時代のこの映像の中には、俺はいない・・登場できない。・・・・お母さんと子供さんの大事な大事な思い出だからな・・・お父さんがいてお母さんがいて・・3人の子供さんはかわいい。
いっぱいの日差しの中で・・手をつないでいる。

たしかに見なきゃいいものだってある。記憶から消してほしいこともある。・・・けどよビデオなんて記録じゃねーか・・・あったことが一番大事なことなんかじゃねえ・・・・・思い出すと悲しくなることなんか、これからの人生で上書きしてやる・・・・しあわせなことばっかりで埋め尽くしてやる。・・・大丈夫、大丈夫・・・お母さんも子供さんも、みんな可愛い・・・みてるとこっちまでニコニコしちまう。これからもずーっとだ・・・これからは、私、大福大先生も参加させていただく・・もう、決めたんだ。