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2014年5月14日水曜日

夏の始まり貧乏学生と落語「人情八百屋」

夏日だ。暑い
清水ちなみ・原田宗典さんのOL委員会秘宝館スペシャルという本の
       「腕離れ パンツさがした 夜明け前」
という俳句?が最近のお気に入りである。

給食の仕事に配属されてから、腹がすく、飯が食えないということを考える。
学生時代から学生くずれのプー太郎時代は貧乏だった。
とは、言っても実家は、農家だったから米だけは送ってもらえたし、アパートだって木造の下駄箱で履き替え中廊下式の風呂無しトイレ共同(頭の上にタンクがあって、鎖のひもを引っ張るとジャーと水が流れ落ちてくるやつだった。)、四畳半一間の学生アパートだったとしても、コメも尽きて明日バイトに行く電車代がない日もあったけど・・・・食べ物がなくて参っちまうってことは無かった。

 テレビやカセットテープレコーダー(落語音源ダビング用のダブルカセットは、落研学生の必需品だった、)あたりは、下北沢の質屋さんに何度も持ってったし、古本屋さんも売る方の常連だった。米以外の食べるもんだって、新代田のスーパーでアルバイトしてた元落研仲間の楽家にゃんにゃんさんちに行けばスーパーの残り物の惣菜とか食べさせて貰えたし・・・彼女のアパートなんて三畳一間だったもんな。・・・月見家露漫さんとこでも、夢三亭牛丼くんや松風亭風公くんの付き添いでごはん食べさせてもらったもんだ・・・露漫さんがバイトしてた生田のスナック?みたいな飲み屋さんで作ってもらった「焼うどん」うまかった。酒飲めないのに、ボトル入れたら手持ちの金が足りなくて、働いてた露漫さんに立て替えてもらって帰ったこともあったっけ・・・・・・ほんとうに助けていただきました。ありがとうございました。今も貧乏だけど生き延びてます。

卒業の時の寄せ書きに風公くん・・・こんときは、松風亭遊
だったんだね。が書いてくれた「さよなら」のメッセージ

まあ、俺のは、いいかげんだから、はまった貧乏でもあるけど

うー、おばあさんよ、お茶ぁ入ったよ・・・
まぁ、おじいさんにお茶入れてもらって・・・はい・・いただきます・・・
俺ぁ・・あの一件・・どうなったかと思って気になってしかたがねえんだがなぁ・・・
なんだい?藪から棒に「あの一件・・」って?

ほら、お前ぇにも話たろう・・・・もう十日ぐれえ前ぇになるかなあぁ・・・・
霊岸島の裏長屋、俺が残り物の茄子あきなってると・・・・

あれれ・・これ、お宅の坊ちゃんでしょう?・・・・・生で食べてますけど、こりゃあ虫のせいですか、かんのせいですか・・・なんで?・・・

亭主が三年越しの長患い、子供にも、もう三日も満足なものを食べさせておりませんで・・・煮て食うものも、焼いて食べるものもわかりませんで、このありさまで・・・・・と言われた時に・・
うちも貧乏だが上には上があるもんだ・・・と、持ってた弁当子供さんに食べさせて・・・持ってた銭・・300文・・・・置いてきた・・・・あの一件気になって仕方がねえんだ・・・・

そう!そんな話聞きましたねぇ・・・・・ねぇあたしゃ、そんな話聞くとたまんなくなっちゃう・・・子どもが三日食べてないってんだろ?・・・・親はどれだけ食べてないか・・・・ねぇ・・・
行ってきておやり・・・・・・いくらか持ってっておやりよ・・・なぐさめてあげてね

落語「人情八百屋」・・・講釈だか、浪曲だか、から立川談志さんが落語に持ってきた噺だそうだけど・・・・

みんな貧乏だから、他人の貧乏の悲しさがわかる、わかるから助ける。しかし、良かれと思ってしたことがいつも、ハッピーエンドを連れてくるとは限らない。

生活保護の現場でも貧乏こじらせて参っちゃう人もいれば、なんで働かないの?って聞いたら、働いたら保護費もらえなくなるでしょう。って答えた人もいた。・・・・モラルハザード・・甘えたらきりがない。・・でも昔は福祉なんて概念ないから自分で何とかするか仲間内で助け合って何とかする・・・・だめならそれっきりだ。


一発逆転の人生なんてない。こじらせた貧乏から抜け出すのは、難しい。
でも、苦しいときに助けてもらったり、一緒に金のない時代を過ごした友達がいたことは幸せだったと思う。
風公くんが誕生日にプレゼントでくれた
ブルース・ブラザースのカセットテープ・・
・・なんでくれたのかは覚えていない

2014年5月8日木曜日

泥棒の小噺とG.Wと給食で太る

大学の落語研究会に入部して最初に教わったのは、

「一分線香即席噺」ってやつで、「これは、一分の線香がともる間の落ち・・・雷は怖いねぇ・・・・なるほど(鳴るほど)」 「隣の空き地に囲いが出来たってねぇ・・・・・へーっ」・・・このあたりは、以前に伝助さんがブログに書いてるので、そっちを参照してもらって。

その次に、「泥棒の小噺」ってのを教わった・・・・先輩から口伝(くでん)っての?口(くち)伝えで教わった。まあ、プロの落語家さんがやってたっていう、師匠から3回だけやってもらって覚える「三べん稽古」みたいなのが学生落語の伝統のなかでもやられてた、ってことなのかなぁ・・・っつうかやりたかったっていうことだったのか・・・・
ともかく、「・・我々の方でよく泥棒の噺をいたしますが、これはお客様方の「おあしどり」がよろしいようにと申し上げるわけでございまして・・・・ごく、足の速い男が泥棒を追いかけた。なんてぇ話しがございまして・・・・・・・」っていう「足の速い男」と「浅草の観音様に泥棒が入った。なんてえ噺がございまして、昼のうちはお堂の下に潜んでおりまして、夜中・・・・・・」という「観音様の泥棒」・・・・・・と「小料理屋に泥棒が入ったなんてぇ話がございまして、これは、夜中に子分どもを大勢、表に張り番に立たせておきまして、親分、腰の長いものをギラリ、寝ている亭主の枕元に・・・・・・」という「鯉こく」
・・・・・・あっ、文言の間違い等は、勘弁してね、30年たってるしね・・覚えてたもんも、それなりに忘れるよね。・・・・・・この3個の小噺の1セットをおそわった。

当時だってカセットテープとかあったわけだから、口伝でおそわらなくても、と思うけど、先輩と差向いで、落語独特の上下(かみしも)とか走るしぐさとか刀の抜き方とか体の動かし方教わるのは、俺を含めて地方出身で落語なんて生で見ることなんてほとんどなかった、20歳前の素人学生には必要だったし、さあ、落語やるんだ。って気にさせてもらったんだなぁ・・・・・・・・・

今、思えばこの小噺って、元は江戸小噺なんだろうけど先代(八代目)の桂文楽さんが「締め込み」のまくらなんかで使ってたもんで、そのお弟子さん筋にあたる先代(七代目)の橘家圓蔵さんが技術顧問で大学の学生に教えてったもんなんでしょう?たぶん。・・・・で、それが先輩から後輩へ・・・
伝助さんは、大学入学前から桂文楽さんの落語聞いてたでしょうから・・・文楽さんの泥棒噺には、このまくらで・・・・・思い入れも予備知識もこの時点で持ってたんでしょうね。うらやましいですね。

たぶん・・・現役の落研の学生さんは・・・・こんなの先輩から直接、教わることなんてないんでしょうね・・・・技術顧問も代わったし・・・・・なら、桂小文治師匠の「虱茶屋」教わっとくとか・・・・・立川談修師匠から「六尺棒」教わっとくとか・・・・・・・今にして思えば、三笑亭夢楽師匠に「三人旅 おしくら」とか「富士詣り」とか教わっておけばと思う大福でありました。・・・まあ、職業として落語を選んだわけではないからね・・・・・たった4年間のことだから、そこまで深く考えてはいなかったわけで、

そんなことを考えながらのゴールデンウィークは、2時間で世界1周、東武ワールドスクェアーに行ってきました。
配置された人形を1体、1体見てるだけでも、楽しめる

本物の人間配置しないと大きさが判らんなぁ・・












こんなのが隠れてるのも嬉しい


そして、職場は障害者の方や行き倒れ・首なし遺体から生活保護までごちゃごちゃしてた福祉の仕事から毎日、昼飯は、ほぼ800キロカロリーの学校給食の仕事に変わった。米やパンといった炭水化物を食べないようにすると・・・・・学校給食では腹がすく・・・・・夕食の量が増える・・・・・やっぱり太る・・・・・なんてこったい。
子どもの日メニュー たけのこ御飯・柏餅付き(柏の葉は中国産)



2014年4月29日火曜日

春と落語試験と夕焼けだんだん

1月に中学校のクラス会を水戸駅近くのホテルで開催した。
幹事だったので、ホテルを予約して、通知を出して、3時間ビュツフェ式料理に飲み放題コースの「同窓会プラン」(記念撮影付き)1人8,000円を頼んだ。
特に余興は用意せずカラオケも頼まなかったので、各人の近況報告・恩師の話だけで3時間持つのか心配だった、間が持たなくなったらやろうと「なぞかけ」を2,3個用意しておいた。
「このクラス会に、ご出席の皆さんと掛けまして、元ヤンキース、ゴジラ松井2打席連続満塁ホームランととく・・・そのこころは・・・・8点(発展)間違いなし!・・・・・」
という結婚式その他お祝いごとならどこでも使える伊集院光さんネタのものと
「中学生、まちぶせで初めての告白」・・・とかけまして、「金玉」ととく(俺は、ほんとに金玉がすきだなぁ)・・・・・・・・そのこころは・・・・・・・「校門(肛門)の近くでブラブラまってまーす。」
というオリジナル。みんな、懐かしい昔話で、あっという間の3時間・・・・・やらずに済んだ・・・・・っつうか、やらなくてよかった。

先日、新聞にも出ていたが「平成26 年度 全国学力・学習状況調査」全国で一律に学力テストが行われて、その結果は、地方自治体、地域ごとに公表したりしなかったり、自分とこの学校の学力レベルが判っちゃたり、公表されたりするところもあるようで・・・・
ただ今回は、中学3年生の国語の問題に落語が取り上げられていたというのが、いろんな方のブログに書かれていて・・・しかも、落語の演者の上下(かみしも)について説明した写真に、茨城県在住の有名な社会人落語日本一のの学校の先生の写真が使われており・・・・その方自身のブログでも、そう言った内容の説明がされております。
素人で社会人として落語をやってる学校の先生だけど、お写真で拝見する限り、ほんとの落語家さんです、と言っても・・さもありなん・・・・そんな感じで写ってます。
お付き合いなど何もないし、立ち位置が俺なんかとは違う人だけど、大学の落研を経て、その後に落語とどんなふうに関わっていくのか、いろんなやり方があるんだなぁ・・・と思う。

ただ、試験問題で思うのは、落語の上下なんて、知らなくていいんだよってこと、何の知識もなくて寄席に行っても、落語聞いて、観て演者が登場人物を演じ分けていることなんて見てりゃあわかる。わかって面白ければ笑ってればいい。そんなもんだ、古典芸能として伝統芸の所作だから、勉強すべき・・・・そんなもんじゃないと思うよ。落語って。

もちろん、今回、試験問題の題材として、問題文をよんで内容を理解し応用できるかを問うための材料として選ばれただけで、題材としては右を向いて、左を向いて・・・横断歩道の渡り方でも、・・・
野球のピッチャーがセットポジションで、けん制するときの首の向け方でも・・・言ってみりゃあ、キスするときに自分の頭を右に傾けるか、左にもってくるか(鼻~がじゃまぁーだと誰かが言ってたわぁ♪・・・・・何でもよかったんだろうけど。説明を読んで内容を理解し、パターンを変えても応用できる能力を求める問題だったんだろうけど・・・・たまたま題材が落語だったってことでしょう。

(試験問題より)
■人物の演じ分け■ 一人で演じるので、独特の工夫がある。
 客席から見て、舞台の右の方を上(かみ)手(て)、左の方を下(しも)手(て)という。
会話の場面では顔を上手や下手に向けることで、登場人物の上下関係や位置
関係を表す。顔の向きの他、言葉遣いや口調、仕草を変えることで、
何人もの登場人物を表現する。

それと、題材として取り上げられていた落語が「目黒のさんま」

(試験問題より)
◆落語は、一人の演者が、座ったまま何人もの登場人物を演じ分けて物語を表現する日本の伝統的な芸能です。
次の【落語を紹介する本の一部】、【落語「目(め)黒(ぐろ)のさんま」のあらすじ】、【落語「目黒のさんま」の最後の部分】を読んで、あとの問いに答えなさい。

~略~
「ふーん……して、このさんま、いずれよりとりよせたのじゃ?」
「ははあ、日本橋魚河岸にござります」
「あっ、それはいかん。さんまは目黒にかぎる」

二   線部③「あっ、それはいかん。さんまは目黒にかぎる」とありますが、この部分が表す殿さまの姿として最も適切なものを、次の1から4までの中から一つ選びなさい。

1 おいしくないさんまでも家来のためを思っておいしいふりをする、優しい殿さまの姿。
2 目黒でおいしいさんまがとれることを知らない家来に比べ、賢い殿さまの姿。
3 ずっと食べたかったさんまをやっと食べることができて、喜んでいる殿さまの姿。
4 目黒がおいしいさんまのとれるところだと思い込んでいる、世間知らずな殿さまの姿。

ほんとはね、落語が落語である限り、何番を選択しても、演者がそう演じて、お客さんがそう思ったのなら、全部正解なんだよね。もちろん試験の問題であるから、出題者の意図を読み取る能力を求められて、正解はひとつなんだろうけど。あらすじと下げの説明だけを抜き出して「目黒のさんま」を聞いた気になられるのも・・・・・。ヒアリング問題にしてまくら付きの落語一席聞いたほうがいろんなことを教わることになるのになぁ。

4月13日(日)草加市文化会館ホールで行われた「柳の家に春風が・・・柳家喬太郎・柳家三三・春風亭一之輔 三人会」に行ってきた。この辺は、落研同期の扇松先生の地元だったはず、1度ぐらい来たことがあったけか・・・・
東武伊勢崎線の松原団地駅でおりて、千本松原の方に向かって歩く・・・・・早めについたので、文化会館一階の草加せんべいの展示施設で時間を調整して・・・・

開口一番・・・・・柳家フラワー・・「子ほめ」
     柳家花緑さんのお弟子さんの前座さん。花緑さんのお弟子さんの名前は変わってるのが多い気がする・・・・・っていうか、最近の前座さん一般的に変わったのつける傾向なのかな・・・・

柳家 三三・・・・・・・・・・・・・・・・・「粗忽の釘」
噺終わって袖に帰る時の歩き方は、もう枯れた老成した噺家さんのそれだね。
   
春風亭一之輔・・・・・・・・・・・・・・「あくび指南」

柳家喬太郎・・・・・・・・・・・・・・・・「小言幸兵衛」


谷中を歩いてきた。圓朝さんのお墓・・
素人のくせに「芝浜」やっちゃったぜ、すいません。謝っとく
 











ここも、どうしたという訳ではないけど根津神社
立川談志さんとすれ違うわけもなく・・・


別にどうしたという訳ではないが「夕焼けだんだん」









2014年4月23日水曜日

しばらくご無沙汰のおまとめ記帳と落研レポートと露慢に怒られた

露慢さんからメールが来た。ブログサボってんじゃねえ!・・・・申し訳ございません。
伝助さん以外誰も読んでないと、思ってたら、ちゃんと覗いてくれてる・・・嬉しかったです。
また、復活しますんで、たまにのぞきにきてください。

桂三枝のイメージだよな
襲名披露も、1年ぐらいやってる。
 2月8日に雪が降った。その日の次の日が、落語会「桂 文枝襲名披露興行」。

これが千波公園とは、信じられない。
 茨城県民文化センター大ホールであったわけで、あの積雪の中を防寒ジャンバー(値札タグにカストロコートと書いてあった。けど土方ジャンパー、ドカジャンだわね)に鬼太郎のちゃんちゃんこみたいな色合いのマフラー、毛糸の手袋、ゴムの長靴という完全防備で、アパートを出て千波湖方面に歩き出す
・・・・・わだちを求めて走る車にひかれそうになりながら歩く・・・好文橋の上で2回転ぶ。
開演前の場内放送で、まだ本人が到着しておりません。とのことで、開演が20分程度遅れ、
桂文華・・・・・・ふぐ鍋
口上の司会進行だけの予定の桂きん枝・・・・・・「悋気の独楽」
を急きょやることになったり、
柳亭市馬・・・・・片棒
・・・・・・仲入・・・・・・
いろんなことがあって一行到着。
上方落語がそうなのか、今回の披露口上だけがそうなのか。文枝さん本人も頭をあげているし、吉本興業とういうことで、漫才の宮川大助・花子さんも並んでる・・・・貫録のたたずまい・・・
というかみんな疲れてる。
大助さんの唄・・・・・・・市馬さんの唄・・・・・華やかなもんだ。

さて、そういうわけで銀行の通帳もしばらく記帳しないと、「おまとめ」記入として現時点の残額記入という形で預貯金の出し入れ結果をまとめて記載されてしまうことがある。

そんなわけで、大福ブログもおまとめ記載。
正月明けから見たら落語は、111日(土)の風間杜夫の会「寄席日和」水戸芸術館を見てきた「湯屋番」を一席、客演は柳家喬太郎「うどん屋」これに水戸芸術館所属の俳優さんが司会しての3人による座談。これでS席4,000円は、どうなんでしょ?
ゲストの柳家喬太郎さんも言ってたけど、俺たちの時代は「風間杜夫」と言えば、つかこうへいさんの芝居のスターだったんだけどなぁ・・・・
貧乏学生だったから頻繁には行けなかったけど、お金が有って行けるときにはいったんだ2,000円で入れた紀伊国屋ホールとか早稲田んとこの何とかいう小劇場。国文学科で一緒だった、あの楽家にゃんにゃん誘って断られたんだっけ・・・・

 風間杜夫さん落語は、確かにうまいんだけど・・・俺は、あのころのつかこうへいさんの芝居に出てた頃の風間杜夫さんが落語の中で見たかったんだ。
役者さんの余芸、落語家さんみたいな玄人はだしっつうの?いわゆる、俳優さんのうまい落語なんて見たくねーもん。

そういうことにちょっと、勝手に腹立ったんで、会場のロビーで売ってた「風間杜夫ゴールデンベスト」CD買ってきて聞いてやったぜ・・・「ゴールデンベスト」と銘打つ程たくさんの曲を歌ってることにも驚いたけど声がひっくり返りそうになるほど熱唱してた。・・・この人は、アイドル路線だったのね。今回の客も落語ファンではなくて、風間杜夫ファンが風間杜夫を聞きに来たんだわね。俺の認識が間違ってた。こうなったら畳が腐るほど「ゴールデンベスト」聞いてやる・・・ゴールデンだぜ。
 
 で、39日(日)が「春風亭小朝独演会」常陸太田市パルティホール。
春は梅まつり、頭が納豆・黄門スタイルの「みとちゃん」
と梅大使のお姉ちゃん。自分も一緒に撮らない?と誘われたが無理。
ゲストは、あのゲロゲーロの青空球児・好児 開演になって緞帳が上がるといきなり、

めくりが「春風亭小朝」・・-親子酒-だ。
いらねえ・・・こんなぐるぐる回る家は・・・下げて頭を下げた後、湯呑みのお茶かさ湯かなんかひとすすりして・・・・そのまま二席目「めぐすり」に入る・・・あっさりめに話して・・・高座を降りる・・・この人は、スタスタと歩くのね・・そでに消える・・・緞帳が下りて・・中入り・・10分間の休憩
にぎやかな出囃子で緞帳が上がると
上着のジャケットの真っ赤が目に染みるぜ・・・球児・好児・・・
芸歴50年、東京都の区議会議員と漫才協団の会長をなさっているコンビ。スタンドマイクではなくワイヤレスマイクをそれぞれ持って舞台をぐるぐる動き回りながらの漫才・・好児さんが暴走して、かつら芸能人の大暴露大会に・・それから(昔からやってる「逆さ言葉」のお芝居もの)・・・君の名は!・・・「青空好児!」・・「お前の名前なんか聞いてないよ!だから、やるんだよ君の名は!」・・・・だから、青空好児!あなたが青空球児!・・・何度も聞いてるネタなのにやっぱり笑う・・・幸せなひと時・・・・

で前座さんかなぁ・・・座布団と釈台をもって高座のセッティング・・・釈台・・膝かくし・・・そんなの使うんだ・・・何の噺やるんだろ・・・・
あえて演題付けるんなら「越路吹雪物語」あの越路吹雪の半生記・・夫婦愛の物語を地噺で語る・・・エンディングにはBGMに「愛の賛歌」が流れて・・・
この人は。小朝さんはこういう世界をやりたいんだね・・なんでもありが、落語なんだろうけど・・・ふーん・・・・そんならもっと歌ってくれよ。越路吹雪の唄がステージがどんなに素敵なのか伝えておくれよ。

そして、行ってきた浅草公会堂での「三文の会」っての國学院大学と二松学舎大学、そして専修大学の文系三大学の落語研究会による合同発表会
第1回か・・続けてほしいなあ。


俺たちの時代だと、専修大学・国士舘大学・日大(経・商・法)の落研とかのグループとか渋三と呼ばれてた、東海大学・青山学院大学・國学院大学あたりとお付き合いがあったんだっけ。よその大学と共演するとすげー刺激になったもんだ。

学生さんの落語を聞きながら・・・・そのまくらを入れるんなら、こんな小噺を入れたらいいのになぁ・・・とか、その廓話、「お見立て」やるんなら、下げの「お見立て」の意味をまくらで説明したら?・・・いや、そんな説明。女子大生は、やらないいほうがいいか?・・・・とか、・・途中で噺忘れたな?・・・落ち着いて、戻ってきた。えらい!がんばれ!・・・・おっと「強情灸」か、落ち着いてんなぁ・声も渋くていいや・・この娘・・・
女の子多いけど、おもしろい番組でした。



頭ん中の「ひとり落研ごっこ」で楽しませてもらった。

2013年12月16日月曜日

専大寄席を見てきた。女子大生マル秘レポート

浅草公会堂は、地下鉄銀座線から出て雷門から仲見世を歩いて浅草寺へお参りをしてちょっと戻って伝法院通りへ伝法院は浅草寺のお坊さんがたの宿舎だったところと車屋さんが乗せてるお客さんに説明しながら脇を通り過ぎてったその先にあった。
入り口にはたくさんの芸人さん。有名人の方々の手形が並んでた。
志ん朝さんの手形もあった。

いい会場でやるんだな。
専修大学落語研究会
「第1回専大寄席   ~改~」
第1回と名打ってるから、ここからが新しいスタートなんだなぁ。
開口一番・・松風亭五感(読み方がわからねえ)・・・・・・・・「道灌」
 
スポーツでも暴走族でも・・・例えが悪いかな・・・・ユニフォームが似合うと強そうだし・・・いっぱい着てれば、体に合ってくる気がする。前座の一年生でも着物、ユニフォームはかっこよく着た方がいい。
 夢三亭 六角(ペンタゴンと読むらしい。いわれはわからん。)・・・・「近日息子」

この人は、みな好き会の「いろもの」漫才でみたな。色の白いきれいな顔してるが漫才の方がいきいきとやってた気がする。
オリジナルのくすぐりなんだろうな、「のろま!のろま!」・・・・・「のろま(ノルマ)って、和民(わたみ)か!?」ってのを入れてた、唐突すぎる気はするけど、自分だけのものを作ろうとする姿勢は好きだなあ・・・・近日の説明で「デロリアン」って映画バックトゥーザヒューチャーのタイムマシーン号入れてたけど・・・これも唐突だよなぁ・・・もう少し「デロリアン」でぼけてみたら面白くならねえかな。

「いろもの」・・・芋虫ブルドック・・・・・「漫才?」「コント」

スポーツバーかなんかのサッカー観戦のネタ。客席の子供にバカ受けしてた・・・サッカーファンの子供なのね。・・・・・・やっぱし。落語より元気あるよな・・・・みんな、漫才好きなのね。

夢三亭 黒百合(ビビって読ませるの?)・・・・・「夢の酒」
女の子のやる落語って難しい。…・女子大生が、艶っぽい噺をやるのは、おっさんの客としては、ありがたく聞かしてもらうもんなんかもしれないけど・・・・色っぽいお姉さんを背伸びしてやるのは難しいよね・・・都都逸とか勉強してほんとに唄っちゃえばいいのに・・・・・・就活の面接とかで特技で使えないかな・・・後からせがれの夢の中に入ってく「おとっつあん」のキャラクターが変だけど面白い。

夢三亭 ボブ・・・・・・・・・・「牛ほめ」

与太郎かぶってるのね・・・「近日息子」と・・・・・この人については、諸般の事情によりレポート無。
失敗したらごまかさない。笑ってすましたらダメだよ。ちゃんと失敗と向き合わないと・・・・と現役で一緒に落研やってたら言うね。きっと。


――――――――――― 仲入り ―――――――――――

松風亭 林檎・・・・・・・・・・・・・「雪とん」

恥ずかしながら・・・・初めて聞く噺・・・・帰ってから調べたら・・・古今亭志ん生さんがやったぐらいであんまりやった人がいない噺みたいですね。これも艶っぽい噺を女子大生が・・・・なので楽しんだ。
この人も前に「みな好き会」で見たなあ・・・・・・みな好き会出たかったんで・・と、みな好き会の高座に上がれるのを素直に喜んでたのが好感持てたんだっけ・・・女子大生であることを楽しんで・・・落研で落語やってることを楽しんで・・・・・いいっすね・・・声も中山千夏さんみたいで・・・好きだな、声。

いろもの・・・・・ちんぷんかんぷん・・・・・漫才

松風亭 凍子(アイスって読ませるんだな)・・・・・・・・・「みどりの窓口」


志の輔さんの「新作落語」ですね。最近は落研でも古典だけでなくて・・・新作もけっこいろんなとこで聞く。こういった現役バリバリの落語家さんが作ってやってる新作に対する抵抗感て特にないんだわね。こうやって「古典落語」になってくんでしょうか。下げまで含めてよくできた噺だもんな。やりたくなるよね。しかも、この女子大生の子、よく覚えて練習量も豊富なんだろうな。上手だよね。後は、色物に負けないぐらいのパワーさえあれば・・・・・


後一席あったんだけど・・・帰りの電車の関係で・・・・帰り道・・・・ライトアップされた浅草寺付近とスカイツリーがきれいでした。復活した「専大寄席」見ながら・・・・心の中で落研部員ごっこ楽しませていただきました。ありがとね。現役のみなさん。
 








2013年11月28日木曜日

笠間落語会しょの18とB.Bとウ・タント事務総長

最近好きな巨人・阪神さんの漫才ネタ
世界の有名人 M.Mと言えばマリリン・モンロー。C・Cと言えばクラウディア・カルディナ―レでは、B・Bと言えば誰?・・・・・・・・・・・・ブリジット・バルドー?・・・・ブー残念でした ボボ・ブラジル
「かさま落語会しょの18」に行ってきた。低反発の座布団をリュックにつめて笠間稲荷神社裏っての嘉神殿、畳敷きの大広間、200人ぐらいは入ってるのかな、脱いだ靴を入れた白いレジ袋が縁側の廊下に並んでる脇を通って最前列の空きスペースに持ってきた座布団を広げて座る。ほどなくして毎度おなじみ「喜楽家楽喜(きらくや らっきー)」さん。上から読んでも下から読んでも・・・・高田文夫さんの大学時代の落研のお仲間ということで、ずーっとこの落語界の前座を務めている方だ、素人さんといえずーっと出ていらっしゃるかただから、人のよさそうなこの顔をみるたび、今年も落語会始まったなあ・・・と思う

開口一番   「やかん」・・・・・喜楽家楽喜

演者紹介を兼ねたご挨拶

高田先生を先頭に林家ぺーさん、三遊亭遊雀さん登場

高田先生、お帰りなさい。昨年はご病気で欠席されたんだよね。・・・元気そうだ。

今年は、ピンクのスウェット上下にピンクのハンドバッグの林家ペーさんが「落語をやるぞ」宣言。山崎邦正さんの活躍に影響されて林家たい平さんに教わったとのこと。今日は、パー子さんは欠席。わいわいと会場の雰囲気を盛り上げて・・・

 「悋気の独楽」・・・・・・・・・・三遊亭遊雀

 伝助さんもブログに書いてた三遊亭遊雀さんの一席目は「悋気の独楽」

風邪気味なのかな、鼻詰まり気味。この人の女性の、特に奥さんとかお上さんのキャラクターの作り方はすごいよなぁ・・・化け物みたいな女性や小僧さんが出てくる、出てくる。

で、「歳そば」?・・・・・・林家ペー
 
すごいよ、師匠林家三平の形見分けでもらったという、黒紋付きにピンクの帯にピンクの足袋、これにスパンコールの入ったピンクの羽織で登場。芸歴50年近いんだそうだ。

 昔、立川談志さんが「ヤシの実」を買いに行く話をしていて・・・「いくらだい?16文?」
錢は細かい、手えだしな。ひぃ。ふぅ。みぃ。よぉ。いつ。むぅ。なな。やぁ。・・これは、なんだい?「ここな(の)っつ(ココナッツ」・とぉ。じゅういち。・・・・・
ってやつを聞いたことがある。ペーさんの噺も「ときそば」の改作「としそば」?

ぺーさんの蕎麦屋の客が面白い「余談ですが・・おやじ生年月日ある?・・そりゃぁありますよ。・・・・いつ?11月1日、そりゃあ・田中マー君と同じだ、ほかにいかりや長介・今洋子・・・ピンキーとキラーズ♪忘ぁす~れられないのぉ~」・・・「蛇足だけど俺の誕生日が1月22日・・・・ウ・タント国連事務総長と同じなの・・・」とか誕生日ネタでひとくさり・・・有名人の誕生日覚えてるってことが芸になるってのもすごいなぁ・・・・
蕎麦屋の看板、行燈が・・・ものは器で食わせる・・・箸が割り箸で・・・鰹節おごったな・・うどんみたいなそばを食わせる・・・・・かまぼこが麩で・・(この辺のくだりは教わったからやってるんで、早く下げにいきたいんだな、急いでる、急いでる)

勘定はいくら?16文?・・銭は細けぇんだ、手えだしな・・・ひぃ。ふぅ。みぃ。よぉ。いつ。むぅ。なな。やぁ・・・・ところで、お前んとこは孫がいるってな。いくつになる?「よっつです。」・・「何ぃ。よっつう?」・いつ。むぅ。なな。・・・そんな下げ

続いて
遊雀さん二席目
    「堪忍袋」・・・・三遊亭遊雀
 以前に弁当を「梅干し」から「たくあん」にしてくれと言ったことに端を発して始まる夫婦喧嘩の噺
、を聞いたことがあったんだけど・、これは何の噺なのかなとおもってたけど・・今回やっとわかった「堪忍袋」の発端部分を膨らまして・・ひとつの噺にしてたのね。一席目の「悋気の独楽」の下げ「しんぼうが狂っております」もわかりずれえ、けど・・・この「堪忍袋」のさげも難しいと思った。たぶん、下げの意味なんかわからなくてもいいのね、・・そこに行くまでの過程を楽しんでねってこたなんだね。
終焉後、恒例の抽選会。入場券の通し番号で遊雀師匠のてぬぐいやらサイン色紙、高田先生作詞のペーさんのCD何かが当たる当たった方は、誕生日を自己申告すると同日誕生日の有名人をペーさんが教えてくれるというおまけつき・・・・でも俺は今年は、何にも当たらず・・・通し番号001番だったんだけどなぁ・・・・・

帰り道、菊祭りだけど人気のない笠間稲荷神社の参道をぶらぶら歩く、寄席や落語会の帰り道は笑った後の高揚感がゆっくり覚めていく・・・この感じが好きだ・・・いい夜だった。
神社の参道入り口のきつねさん




2013年11月10日日曜日

結婚式と自己紹介と落語「付馬」

花嫁さんも新郎さんもすげー可愛い、もったいないから見せない
結婚式である。もちろん私のではない。お付き合いしてる方の御長男の結婚式だ。以前に何回かお会いしてるが、母親のボーイフレンドの立場で、当時、彼が入学していた仙台の有名大学の大学院の近辺を今度結婚して奥さんになった女の子の運転する車で案内してもらったことがある。震災前のことだ。そいんなこともあって今回結婚式に呼んでいただいた。
式と披露宴は両家合わせて20人ぐらいの、ほんとに親族、身内だけの集まりで・・・私の立場は異質だった。ご親類の方から”「えっ!?呼んだの?」「へーっ!出席するんだ?」という声も遠まわしに聞こえてきた。・・・きついかなぁ・・・と、思いながらの参加になった。

式は神社で神式の結婚式、紅葉にはもう少し、台風一過の静かな神社で写真撮影と・親族紹介・・・対面式に座ったところで式場の係りの人がそれぞれを紹介してくれた。
新婦の母・・父・・いとこ・・・叔父・・・・ひととおり縁故関係と名前が呼ばれる。・・・新郎側の最後が俺、・・ところが係りの方の名簿に俺の名前が抜けてたようで・・・(小声で)「すいません。お名前を・・・叔父様でよろしいですか?」と聞いてきた・・・少し口ごもる俺・・・となりでそれを聞いていた母親の姉、貫録のおばさんが・・・・間髪を入れず「そう、おじさんですよ!!」とフォロー・・・・・係りの方は「失礼しました・・・叔父の大福様です(本名言ってるけどね)とご紹介、事なきをえた。

神社出るときにおばさんに聞いたら・・・・いいのよ、あなたは、おばさんじゃないでしょ・・・・おじさんじゃない!そういう歳でしょ。叔母ですって言ったらウソついたことになるけど・・・・おじさんと呼ばれる歳の男性を「おじさん」て呼んだんだから間違ってないわよ・・・・・とのこと・・・・・・・あれ、この言い逃れは・・・落語の「付馬」である。

かねも持たずに吉原遊郭で遊んだ男が、借金とりの「馬」を付けられて早桶屋のおじさんに頼めば、すぐに返せると、道の向こうに付馬の若い衆を待たせて大声で「おじさーん!」、小さい声で「あの男の兄貴ってのが夕べ腫れの病で死んだから、気が動転してるどこでも断られた、頭抜け大一番小判型の早桶を作ってやると言ってくれると安心する、すいませんが大きな声で「こしらえて下さい。」「いいですよ!」「作ってくれますか?」「いいですよ。」・・・これで付馬をすっかりだます、あの噺だ。

結局、披露宴の席上でも新郎新婦の思い出を語る自己紹介があり、そんときには、新郎の母と親しくお付き合いさせていただいてる者です。と正直に話した。新婦のご両親にも挨拶してけど、新郎さんから聞いてますから大丈夫ですよ・・今後ともよろしく・・・と暖かい言葉貰って・・・・・針のむしろかと思ってたけど、とりあえずみなさん暖かく迎えてくれた・・・・ありがとう・・・偽物のおじさんだけど、二人の幸せを願う。