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2011年12月27日火曜日

「ファンタジスタは化けて出てくる」と「サマーウォーズ」も不発

タイトルもこんなになると末期症状か。

12月24日のクリスマスイブと言っても、お付き合いさせていただいている女の人は、お友達と汐留のイルミネーションをみるバスツアーに行って留守・・・・ひとりで寂しく4号サイズのクリスマスケーキ1ホール一気食いをしてみる。・・・・・糖尿大丈夫だろうか。・・・横浜中華街を歩いたり汐留のイルミネーションを観るのがメインのツアーらしいのに送ってきた写真が・・・・

写真の趣旨がわからん・・・彼女はファンタジスタ、私の想像を軽々と裏切るところから玉が飛んでくる。
25日の午後何とか連絡があったので、例によって6号国道をドライブ。
「あたし、もし死んだら化けて出るからね」
「嬉しいな。お化けでも会えるのは嬉しい。」

「もし、俺が先に死んだらどうすんの?」
「他のいい男捜す!って言ったら?」
「どーぞ。どーぞ。どーせ俺はそんとき死んでるんだし。・・どーぞ。どーぞ」
(俺はダチョウ倶楽部か。・・・・・・・・・君も俺もまだ死ぬもんか)

彼女は、24歳を頭に3人の子どものお母さん。3人とも別々の土地で働いてる、学校に通っている。・・・・・クリスマスプレゼントでも今年のことでもないけど、以前3人に同じアニメ映画のDVDを3本買ってそれぞれに贈ったことがある。・・・・・・・・別々の場所にいる兄姉弟がひとつの物語を同じ頃にみて・・・・感動・・すっかどうかはわからないけど、離れて別々の場所に住む家族には・・・同じ映画の物語を共有するのはいいことだと思ったんだ。同じ何かを持っているのは、気持ちでつながってくれるんじゃないかと。・・・・・大きなお世話なんだけどね。

映画は「サマーウォーズ」細田守監督のアニメ。・・・・酷評する人もいるようだけど俺は楽しめたので・・・・・田舎の大家族が助け合っている設定、子ども達になんか感じてほしくてさ。

だいたい俺は、結婚したことも子どもを持ったこともないんだから。当然そんな若者にプレゼントなど贈ったこともなかった。けっこう楽しいもんだ。


で、反応はどうだったかって?

長女さん曰く
「なにも、3本同じもの送ってこなくても・・・・・3人に別々のくれれば、廻しっこして3種類楽しめるのに」と、言ってたとお母さんより聞きました。・・・・うーん。まさに正論、おっしゃるとおり。

でもいいや、観てくれたようだし。気持ちは伝わった・・・・かな?・・・・・・不発かな。

クリスマスには、そんなことを思い出す。

みんな、それぞれの場所で頑張っていこうぜ。

2011年12月23日金曜日

小声で語る「ねずみ穴」とみんなの好きな「芝浜」

俺さぁ、・・・(馴れ馴れしいか)・・・私、20代の頃下北沢近く・・・あくまで近くね、・・の、おんぼろアパートで(もうないからいいか、大家さん家賃いっぱいためてごめんなさい。)・・・プー太郎のアルバイト暮らししてた頃。

雨が続くと・・仕事もせずに・・キャベツばかりを・・かじってた♪・・ので。質屋さんにもよく行った。14型のテレビは何度も大きな風呂敷に包んで背中に背負って下北沢にある・・・・「太陽に吠えろ」のロケの写真が貼ってあった・・・質屋さんに通ってた。・・・わざと大きな唐草模様の風呂敷に包んで、それを背負ってさ・・・無精ひげ生やして・・・泥棒スタイル・・・・そんな風に自分のやってることを笑わないと・・・・日常につぶれそうだったから・・・・

定期的に利子の分だけ入れておけば、質草のテレビは流されずに置いといてくれたので、バイト代のお金が溜まるとテレビが見られた。

それでも、にっちもさっちも行かなくなって親類のおじさんに借金に行ったことがある。
親類とは言え、借金のお願いはいやなもんだ・・・おじさんは何も言わず貸してくれたけど・・・・お金返した後も・・いやーな感じの思いは残ってた。

落語「ねずみ穴」は、死んだ父親の遺産分けで田地田畑半分もらった弟が茶屋酒覚えて・・女っこ、博打と・・すっかりとられて、・・・江戸で大店の主になった兄に働かせてくれ・・何とか助けて欲しいと泣きつくところから始まる話だ。
どうにもこうにも行かなくなって・・意を決して、恥を忍んで頼ったあげくが・・・商いの元だと紙に包んで貸してくれたのが3文の銭。

伝助さんは、伝助さん流の優しさで、弟の竹次郎を肉親の愛を信じるロマンチストと表現してたけど・・・俺自身に置き換えるとそ れは・・・弟としての甘え・・・何とかしてもらえるという甘えなんだと思う。
美談として解釈すれば、兄は弟の甘えを見透かして弟の奮起を促がすために、わざと3文しか貸さなかったというのだろうが、・・・見方を変えれば、返ってこないのを覚悟して貸すなら3文が限度ということ。
今、思えばおじさんに借金に行った頃、俺はアマちゃんで、頼れば誰かがなんとかしてもらえると思ってたんだろうな。
この落語で色んなことを教わった。

「精出せば凍る間もなし水車」・・・「稼ぐに追っつく貧乏はなし」
「落ちぶれて袖に涙のかかるとき、人の心の奥ぞ知られる」

談志さんは、竹次郎さんの子どもの名前を「はな」でやってるけど、円生さんとか小三治さんとかの聞くと「よし」と呼んでる。・・・・理由は知らん。

昔、この噺のサゲ「夢は五臓(土蔵)の疲れだ」・・・・が分かりづらいので。
「・・・・・・ありがてえなぁ・・おら、よっぽどねずみ穴ぁ、気になったでね。」
「いやあ、無理はねえ。夢は五臓(土蔵)の疲れだ」・・・・・・の後、ジャン、ジャン、ジャン、(遠くで半鐘が鳴ってる)・・・・・(兄が)「・・・ん?火事か?」(と言って竹次郎を見て、悪魔のような顔でニヤリと笑う)・・・でエンディング。というのを考えたけど(火事になれば、また夢になるとは限らないぜ)・・・やっぱり後味悪いかな。

で、また夢になるといけねぇ・・・・の落語「芝浜」
上野鈴本演芸場の昼席では、年末特別興行「芝浜」を聴く会」というのをやってる。
12月21日(水)「芝浜」・・・・林家たい平
12月22日(木)「芝浜」・・・・林家正蔵
12月24日(土)「芝浜」・・・・古今亭志ん輔
12月25日(日)「芝浜」・・・・三遊亭金馬
12月26日(月)「芝浜」・・・・柳家権太楼
12月27日(火)「芝浜」・・・・柳家さん喬
私は、知らずに入って昨日の22日の林家正蔵さんの回のを見た。・・・・・・なんで、昨日の22日かというと22日に立川談修さんの「ダンス・ダンス・ダンシュー#41」を観にいって開演まで時間あったので鈴本演芸場に入ったらやってたという話で・・・

立川談志さんが亡くなっておよそ1ヶ月、前日の12月21日はホテルニューオータニで「お別れの会」・・・・談修さんの独演会行きたくなるでしょう?何を話すのか聴きたくなるでしょ?・・・会場来てましたよ「この落語家を聴け!」の広瀬和生さん・・・・・髪の毛長いよな。うらやましい。・・・週間ポストに載るのかな、談修さん。
前に伝助さんも書いてたけど、林家三平さんが亡くなったときの立川談志さんの三平を偲んで?の高座みたいなものを期待したけど・・・・・
開口一番
「子ほめ」・・・・・立川吉笑
         東京かわら版の芸人名鑑でみると・・談笑さんのお弟子さん。平成22年の11月入門、京都府京都市出身となってる、関西の人なんだなぁ・・・子ほめはこっちの言葉でやってたけど
何か、いい感じ・・・たたずまいが。

「談志の思い出?」・・・立川談修
        いつもなら、ネタおろし含めて3席やるけど、今日は談志師匠の話をして、後二席は、談志が「どこも文句がない。とほめてくれた噺と天国で激怒する噺をやると前置きして、談志死亡のニュースを知るまでの経緯とか弟子として談志との思い出とか1時間ぐらい話して、そのまま・・・

「宮戸川」・・・・・・・・・・・立川談修
        談志が文句なしといったという噺。うまいよね。ちゃんとしてるよね。でも談志さんは「あとは、どう商業ベースに乗せるかだ。」とも言ったとか・・・・・・思うに、談修さんの「宮戸川」じゃなきゃやだ!というふうにならないと・・・・うまい、ちゃんとしてる噺家さんは、いっぱいいる。

――――――― 仲入り ――――――
「芝浜」・・・・・・・・・・・立川談修
       談志さんが天国で激怒するかも・・・の方の噺。
鈴本演芸場もそうだけど・・・みんな、好きだよね「芝浜」・・話す方も聞くほうも・・・「おっ母ぁ・・死のうか?」も・・・「百八つ・・・・百八つ・・うん。百八つ」もやりたいよね。やりたくなるとこだよね。
でもこれも・・・いつか談志さんじゃない。談修さんの「芝浜」聴きたいもんです。死にたくなるような貧乏や・・・死に物狂いで亭主をだまして夢にする魚屋のかみさんの悲しみを・・・全部ひっくるめて除夜の鐘に込める夫婦の大晦日を・・・・

夜の8時40分くらいに終了予定っていうから、上野発9時30分発の常磐線特急切符買ってたのに、熱演で終了時刻は9時を回ってた。・・・・・上野広小路をダッシュして上野駅に突入する太ったおっさん。談修め!・・・・・・・・・・・・また、色んなことを考えさせられた談修独演会でした。

2011年12月4日日曜日

隣の晩御飯男と女性のやる落語と落語手帳

11月26日の土曜日に「第17回大宮寄席 桂米助・三遊亭歌る多 落語会」があり常陸大宮市文化センターに行って来た。

午前の部 午前11時
午後の部 午後1時30分・・・私はこっちの午後の部の方を観た。

開口一番
瀧川 鯉ちゃ・・・・・・やかん
            芸人名鑑見ると1971年生まれの入門が2008年?けっこう歳いってからの入門なんだなぁ・・・東海大学でてんだ・・大きなお世話ですが、頑張って。

三遊亭歌る多・・・・持参金
            今回、この落語会に来ようと思ったのは、女の方のやる落語は・・今、どんなになってるのか・・・
女性の落語家さんも増えてきたみたいだけど・・・・映画「落語物語」でみた春風亭ぽっぽさんなんてアイドル系でしょ?・・名前変わるのかな?・・・色んなひといるよな・・・・・
この三遊亭歌る多さんは、女性として初の真打だった人でしょ・・・・・ちゃんと寄席で聞いたことなかったし・・・・
「落語家は女性には向かない仕事なのだ、噺に女性も出てくるが、それは男の落語家の目からみて作った女性像なのだから」・・・なんてなことを言う方もいるし・・・講談とか浪曲は、ある程度女性の演者の位置づけが、認められてる?そんなことないか?・・・落語はどうなのよ・・・この目で確かめるのだ。なんてなことを考えたんだけど。

・・・って言っても、ひとりの演者の1席を聞いただけで、全体像がわかるわけもなく・・・・持参金という噺もお金・・お金・・だから、あんまり好きな噺ではなかったし。・・・・でも「・・・持参金目当てで不細工なお腹に子供までいる女性を、嫁に貰ってしまったが、一晩話を聞いたけど気立てのいい娘だとわかったんで良かった・・・」と、言わせてる、お金だけじゃあないんだよ。・・・・そういう工夫は女性ならでは?・・・だけど落語の女性演者の今・・・・なんてわかりません。
一席終わって・・・踊りがあって。・・・・投げキッスで終了。・・・後日、御本人のブログみたら、こんな地方の落語会についても、御来場ありがとうございますと書かれており。・・ちゃんとしてるよなぁ。

で、隣の晩御飯男。
桂米助・・・・・天狗裁き
        「天狗裁き」ったって、天狗出てこないけどね。
・・・桂米丸さんの一門だから新作落語のみの方かと思ってたら・・・古典の改作とかもやられるんだわね。
熱演・・熱演・・・・でも、エンディングで天狗ださないで自分の得意技で・・・他の人は知らんが俺には、合わない。










毎年、今頃になると仕事でもプライベートでも使える手帳探しをする。
ここ5~6年は、糸井重里さんのところの「ほぼ日手帳」を使っている。
昨年、普段なら絶対買わない分野の月刊雑誌の付録に「任侠手帳」というのが付いてた。
・歴代有名親分の命日・大抗争事件の年月データ・〇〇法指定24団体組織図
・欄外の用語解説には、「破門状の「赤」と「黒」の違い」とか載ってる。
手帳欲しさに雑誌を買ってしまった。・・・・

こういう、面白い業界手帳の存在を踏まえて・・・
笑点カレンダー・・東京かわら版・・なんかも取り込んで・・「落語」に特化した手帳
「落語手帳」ってないのかなぁ。
歴代有名落語家の命日が載ってたり・・・・
落語協会・落語芸術協会・立川流・円楽一門・フリーランス・・・・の落語家さんの
プロフィールと、私のこれを聞いてね自己申告もちネタベスト5とか
・正しい「ちりとてちん」・「酢豆腐」の作り方レシピとか
・道中付けならこれを憶えよう「黄金餅」・・・下谷の山崎町を出ます~・・・
・みんなで歌おう「野ざらし」、「かんかんのう」の歌(ギターコード譜つき)とか
誰か作んないっすかね?

世之介さん、初代風柳先輩、ブログ読んでいただいて、メンバー登録までしていただいてありがとうございます。・・・・・・でも、私のブログ・・こんなのですよ?

常陸大宮市文化センターにありました。

こんなサインなんだなぁ。

2011年11月24日木曜日

カレーライスと静かな告別式と・・・さよなら。

久しぶりに、付き合ってる女の人とドライブ。

旧七会村の仏国寺の紅葉を見て、栃木県益子町へ行って陶器を見ながら民家風のお店でカレーライスを食べた。

















きれいな三毛猫が飼われていて、店の中に入りたいと入口のドアに体当たりをしていた。

君も僕も猫も、みんな好きだ・・カレーライス。
















帰りの車の中で
11月19日、土曜日に専修大学名誉教授、ゼミの担当教授だった柘植光彦先生が亡くなって、告別式が高田の馬場であったので、行ってきた。・・・・・・茨城の工業高校の機械科から文学部国文学科現代日本文学専攻した俺みたいなもんは・・決して良い学生ではなかったけれど・・・先生お世話になりました。お疲れ様でした。と手を合わせてきた。
ザーザー降りの雨のなかだったけど・・・静かな、宗教色のないいい告別式だったよ。・・・という話をした。

それから
「な~んでか?」で有名なギター漫談の人の名前が思い出せないなぁ・・・誰だっけかなぁ・・・なんて話をしてたんだ・・・・・・・・・そん時。

車のラジオから「・・・・落語家の立川談志さんが亡くなっていたことがわかりました・・・75歳でした。・・・・」というニュースが流れた。
しばらく、会話が途切れた・・・・俺がびっくりしてしゃべれなかったんだ。

落研に入部して生まれて初めて、先輩に連れて行かれた「池袋演芸場」。初めて聞いた生の落語。・・・その日の真打(トリ)は、立川談志さんだった。・・・その時、俺の人生が少し変わった。・・・談志さんが落語協会を脱会する前の末広亭や鈴本演芸場で談志さんが真打の時は、お金が続くまで通った貧乏学生だった。・・・国立劇場演芸場の「ひとり会」にも結構行った。・・・だいたいいつも一人で行った。談志さんの落語に浸っている時間を誰にも邪魔されたくなかったから。

彼女を送って帰ったアパートで・・・一人になって、・・立川談志この世の中に・・・もう、いないんだな・・・
さよなら。大好きでしたよ。あなたの落語。高座姿。


2011年11月14日月曜日

自転車おやじと草落語?

野球にプロ野球だけじゃなく、高校野球や社会人野球・・・・・草野球ってのもあるでしょう?
河川敷のでこぼこのグラウンドにユニフォームもバラバラのアンチャン達やおっさん達が軟式のボールで野球をやってる。
その光景をグラウンドの隣の芝生に、ごろんと横になってボーッとながめてるのは、それはそれで楽しい。
野球経験のある監督さんなんかいれば、普段からもっと練習しとけ!・・・走って体力つけとけ!・・・なんて言うんだろうけど・・・・楽しければ、いいのさ。・・・やってる人も、見てる人も。

草野球があっていいように・・・・好きだから、やってる「草」落語があってもいいんじゃないかいな。
落語にだって・・・大学の落語研究会や社会人のアマチュア落語があって・・・それぞれの楽しみ方があっていいんだよね。
草野球では空振りばっかりだけど、打撃フォームは長嶋茂雄そっくりとか・・・・あぶさんを気取ってバッターボックスの中で「酒しぶき」やって審判に怒られるおっさん・・・・・・のように、アマチュアで落語は、ぜんぜん受けないけど、語り口調は古今亭志ん朝そっくりとか・・・・(そっくりだったら受けないということはないか・・)・・お辞儀の姿勢だけは立川談志そっくりとか・・・・それは、それで楽しめるよなぁ・・・たぶん。

何の話かと言うと・・・・・
地元の茨城大学の学園祭に行って来た。・・・・キャンパスに駐車場がないので・・・久々のママチャリで・・・尻が痛い。・・・・けっこう遠いのだ。
落語研究会の発表を見てきた。少しの時間だったから・・・・すべてを把握したわけではないけれど・・・

最初、人文講義棟11番教室・・・入ったら「お見立て」をやっていた。喜瀬川おいらんを執拗に追いかける杢兵衛大尽の国なまりが、落語国の田舎なまりでなくて茨城弁でなまってたのがリアルだった。
声が小さいのが気になった。発声練習・・・いや、落語そのものをもっと、もっと大きな声でやった方がいいぜ・・・一高座完全燃焼・・・・いこうぜ、いこうぜ限界の胸で・・

サゲが終わって。帰ろうかと思ったら他の客が3,4人出てったので・・・出られなくなった・・残った客は俺を含めて2人。・・・・次の演者が出てきて・・・・
人には、色々怖い物がある、てえますが、今の私には残った客が帰ってしまうのが、怖い。・・・マクラが振られて・・・「饅頭怖い」が始まった。

「へたくそ」

と、思いながら・・・俺も、学生の頃は、こんなだったのかな・・・何となくおかしい。
「へったくそ」でも・・・落語はいいよな。


噺の方は、
ファーストゴロをエラーしたら走者一掃のランニングホームランになったぐらい、あっけにとられる・・・はなっから、俺を・・客を笑わそうなんて考えてないな学生さん・・・・・・そんな、状況がおかしくて、思わずニコニコしてしまう。
しかし、聞くのは、さすがに2席が限界で・・・・教室を後にする。残った二人が出て・・・何人かの客が入って入れ替わった。・・・よかった。
遠くで、ステージ演奏の歌が聞こえて・・・ずーっと昔に似たようなところにいた気がしたのを、思い出した。・・・・・遠い昔。楽しかったあの時代・・・

帰り道で、偕楽園公園で「茨城グルメまつり」というのをやっていた。・・・・たくさんのテント、屋台・・・はやってんだな、こういうイベント・・・・すごい行列だった。・・でも、俺は並んでまで食べ物を食べるのは苦手・・・・

2011年11月5日土曜日

かさま落語会しょの十六でございました。

11月3日の水戸芸術館の志の輔さんの独演会が、チケットだって発売初日に1時間並んでやっと買えたのだ。・・・しかも普段クラシックコンサートやってるような、天井高~い、だだっ広い・・・背もたれのクッションの付いた椅子に・・・・スタッフの制服のお姉さんがわざわざ案内してくれる・・・そんな会場で・・・・壮大なドラマの中村仲蔵なんかを聞いて・・・う~ん。満足。でありましたが。

本日は、笠間稲荷神社の裏っての嘉辰殿っていう100畳ぐらいの大広間に高座を作って三色の芝居幕を張りまわして手製のめくり台を置いただけの・・・・いい感じの落語会。入場券には「当日は座布団等を準備すると、ゆっくりとご覧になれます。」
そんなわけで、みなさん、座布団だのクッションだのを小脇に抱えて座敷にあがってくるのでありました。
ちなみに私も、デイパック・・リュックに低反発クッションを二つ折りにして詰め込んだのを背負って入場・・・手には入り口で配られた靴袋がわりのレジ袋・・・・そういう格好をしたみなさんがぞろぞろと
おそろいの座布団








ウランちゃんを尻に敷く。








開口一番
喜楽亭楽喜(きらくてい らっきー)・・・・・・・・道具屋
          今会のプロデュースの高田文夫さんの日大の落研の先輩のアマチュアの方とのこと・・・ということは、還暦過ぎの高田文夫さんより年上・・・・本日、出演の芸人さんの中で最高齢・・・しかも前座役。・・・・高田さんの説明によれば・・・この人は、16回を数えるこの落語会に毎回出てるが・・・この人のリハビリの為の会であり・・・そのリハビリの為にみんな集まってくるんだとか・・・東京でギャラリーとか骨董品の御商売をしてる方だそうです。

演者紹介・・・・・高田文夫さん司会で江戸曲ゴマの「三増(みます)紋之助」と「柳亭市馬」・・・3人で      御挨拶。

柳亭市馬・・・・「時そば」
         その高齢の前座さんが、座布団返しを間違えて・・・座布団の4辺の内1辺だけ縫い目がない・・・そちらの面をお客に向けて座布団をひっくり返すのが正しい・・・・高齢の前座さんは、縫い目のある方をお客に向けてしまった。・・・・落語協会副会長、じきじきに注意!・・・演者紹介で3枚座布団敷いたから、間違えたんだね。しょうがないね。

すごいね。そばを食べるしぐさだけで・・・拍手。
今まで色んな人の「時そば」を聞いた。サゲだって何度も聞いて分かってるのに・・・・今回も、ああ・・「時そば」だ・・と思いながら・・笑ってた。市馬さんも「時そば」もすごいね。
    
三増紋之助・・・・・江戸曲独楽
          汗、拭きながらまわすぞ。まわす。お客いじるぞ。いじる。・・・・風車という芸で30センチぐらいある独楽を棒の先で回す。まわす。・・・独楽が傾いて・・・風車のようにまわる。・・・・とその姿勢で、棒を持ったまま・・・座敷の真ん中を・・・座っているお客の間を、ものすごい勢いで走り回る・・・・走る紋之助さん・・逃げ惑うお客。・・・・すごいもんです。一生懸命の独楽でした。

柳亭市馬・・・・二席め・・・・「掛取り」
        大晦日にやってくる掛取り・・・売掛金の回収人を、掛取り人の好きなことで、いい気持ちにさせて追い返す。そんな噺。・・・・相撲好きには相撲甚句で・・・・喧嘩が好きな人には喧嘩で・・・・・・そして三橋美智也好き?には三橋美智也の替え歌で・・・・歌、うまいなぁ・・・いい気持ちで聞かせて貰ってエンディング。

楽しい落語会でした。・・・・・終わって余韻によいながら・・・門前とおりはキャンドルでとおりを照らしてきれいな。夜景。・・・おりから菊祭りの展示とあいまって・・帰り道も素敵な夜でした。

2011年11月4日金曜日

11月3日 水戸芸術館・・立川志の輔独演会とクロの無事生還報告

まず。この水戸芸術館コンサートホールが、元々、クラシック音楽のコンサートとかの為に設計、建設されたものだからか・・・天井高いし、音の反響もあるし・・・緞帳、めくりとかないし・・・落語の会には・・ちょっと難があると思う。・・・・肉声が聞き取りにくいし、トリでサゲ言った後、頭下げても、緞帳下がらないから・・・・かと言って、アンコールってわけにもいかないし・・・客が席をたって帰るタイミングが・・とりづらい。

午後2時30分の開演でありました。

開口一番
立川 志の彦   「つる」・・・・・立川志の輔さんの5番目の弟子。前座の志の彦さん
                  「何で、首長鳥がつると呼ばれるようになったか・・・これを知ってい
                  るのは、水戸では、あっしとご隠居さんだけですね。・・・・」

立川 志のぽん 「寄合酒」・・・「あれ?・・志の輔さんじゃないんだ・・と思われたお客様も多いと
                  思われますが・・・志の輔の4番目の弟子・・・志のぽん、と申しま 
                   す。・・・・・・・私、茨城県出身でございます。・・・・・」
     家に帰って、東京かわら版の寄席芸人名鑑で調べたら、石岡市出身・・・へーっ、筑波大
     学出てんだ・・・悪戦苦闘してたけど・・・頑張ってもらいたいもんです。

立川 志の輔  「ハナコ」・・・・前座、二人も出してすいません。・・・から、始まって・・・
                  古典ではなく新作落語「ハナコ」へ・・・・キーワードは「あらかじめ」
                  初めて聞いた噺だけど・・・面白いよなぁ。

――――――  中入り ―――――――

立川 志の輔  「中村仲蔵」・・・・歌舞伎役者の階級制度・・・忠臣蔵のストーリー・・・
                     弁当幕と言われた忠臣蔵五段目の位置づけ・・・
                    定九郎という役の詳細な説明・・・
                    といったものを、落語も歌舞伎も忠臣蔵も初めてといった人
                    にもわかるように説明しながら・・・・きちんと古典としてある
                    ストーリーもはずさず、師弟・夫婦・芸人・・芝居が庶民の娯楽
                    の中心だった頃の風俗、みんな入ってる・・すごい労作だと
                    思った。
                    1時間を越える長講・・・満腹しました。

緞帳が降りない舞台で・・・一本締めで、しめて。・・・・みんな満足してホールを出ると・・・すっかり日は落ちて・・・五時半をまわっておりました。・・・・・いいもの観たな。・・・落語はいいよな。

私が、捕まえて動物指導センターに搬入した犬の「クロ」は、逃げ出した飼い主が気がついて、センターに連絡して無事家に帰ったとのこと。・・・・・あいつは、捨てられたのではなくて、脱走を試みただけだったようで・・・なんにしても・・良かった。よかった。